ファイナルファンタジーVII

エアリス・ゲインズブール

えありす・げいんずぶーる

スラムの教会に花を咲かせる、最後の古代種

廃墟に似合わない花の香りは、いつもそこにいた。ミッドガルの灰色の空の下で、彼女だけが星の声を聞いていた。

  • 茶髪
  • ロングヘア
  • 三つ編み
  • 緑の瞳
  • セトラ
  • 花売り
  • ヒロイン
エアリス・ゲインズブールのフィギュア
エアリス・ゲインズブールのカバー画像

概要

エアリス・ゲインズブールは『ファイナルファンタジーVII』のヒロインの一人。スラム街にある寂れた教会で花を育てて売る、明るく気さくな娘だが、その正体は星と対話する力を持つ古代種セトラの末裔。幼い頃から神羅の監視対象として育ち、壱番魔晄炉が爆破された夜に出会ったクラウドとともに、物語の中心へと歩み出す。

エアリス・ゲインズブールのリラックスカット

性格

表情豊かで喜怒哀楽をはっきり表す、天真爛漫な性格。思ったことを率直に口にし、危険な誘いにも物怖じせず飛び込んでいく行動力を持つ一方、自分よりも他人の身を案じる情の深さも併せ持つ。

気になる相手には物おじせず声をかける大胆さがあり、初対面の相手にも物怖じせず軽口を叩く飄々とした茶目っ気がある。話し方には接続語を省いて単語ごとに区切るような独特の癖があり、育った境遇の複雑さとは裏腹に飾らない人柄を感じさせる。

エアリス・ゲインズブールのシリアスカット

能力

母イファルナから受け継いだ白マテリア「ホーリー」の持ち主で、パーティ随一の魔力・精神力を誇る魔法特化キャラクター。攻撃魔法や回復魔法を中心に、リミット技「癒しの風」(全体HP回復)や「大いなる福音」(全体完全回復・無敵化)など、仲間を支える力に長ける。

古代種セトラの血を引くことで星の声を聞く特殊な感応力を持ち、幼少期からこの力ゆえに神羅科学部門の監視対象とされてきた。武器には打撃武器ではなくロッド(杖)を用い、戦闘では前衛には出ず後方から仲間を支援する立ち回りを取る。

活躍

崩れ落ちた教会に舞い降りたクラウドとの出会いをきっかけに、彼を護衛役として引き入れ、反神羅組織アバランチの面々とともに旅を始める。神羅ビル潜入や仲間探しの道中では、パーティの案内役・回復役として仲間を支え続けた。

幼い頃から神羅に付け狙われてきた身の上ゆえ、神羅ビルで一時拘束され実験対象にされかけるが、クラウドたちに救出される。その後は自らの出自であるセトラの手がかりを追い、星に迫る脅威を止める鍵を探して旅を続けていく。

エピソード

名前の「エアリス」は英語の Earth(地球・大地)に通じるアナグラムに由来し、姓「ゲインズブール」はフランスの歌手セルジュ・ゲンスブールから取られたとされる。開発初期の設定ではセフィロスの妹という案があった名残で、前髪の造形に共通点が残っているという指摘もある。

彼女が世話をする伍番街教会の花は、本来ミッドガルのスラムでは育たないとされる植物で、この教会の周辺だけ不思議と咲き誇っている。彼女がスラムの外で花売りを続ける理由づけとしても機能する、シリーズを象徴する情景のひとつになっている。

ネタバレ

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物語終盤、エアリスは星を滅ぼすメテオに対抗しうる唯一の手段とされるホーリーを発動させるため、忘らるる都へ単身向かう。祈りを終えた直後、ジェノバの意思を宿したセフィロスに背後から刺し貫かれ、命を落とす。

主人公が愛する者のために劇的に死ぬという定番の裏をかき、理不尽で唐突な現実の死を描く意図があったと制作陣は語っている。彼女の死後もホーリーの効果は保留され、物語の最終局面で発動することになる。