概要
綾波レイは『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する、ネルフ所属のエヴァンゲリオン零号機専属パイロット。ファーストチルドレンと呼ばれ、水色の髪と赤い瞳を持つ。感情をほとんど表に出さない寡黙な少女として登場するが、同級生の碇シンジとの交流を通じて、少しずつ心を開いていく。
性格
感情の起伏をほとんど見せず、他者への関心も薄い。「エヴァに乗ることが全て」という以外に自分の存在意義を持たないかのような態度を貫くが、シンジとの関わりを重ねるうちに、戸惑いながらも感情や自我らしきものを見せるようになっていく。当初は司令官・碇ゲンドウにだけ心を開いていたが、次第にそれが一方的な忠誠だったことにも気づいていく。
能力
使徒との戦闘でも動揺をほとんど表に出さず、修復が間に合っていない機体のまま出撃を志願するなど、自らの安全を顧みない場面が目立つ。恐怖や躊躇よりも任務を優先する態度は、シリーズを通じて他のパイロットとの対比として描かれる。
活躍
TVアニメ第1話でシンジと初めて顔を合わせ、以後もネルフの使徒迎撃作戦に零号機で参加し続ける。ヤシマ作戦をきっかけにシンジへの態度が変化し、それまで「あなた」と呼んでいた相手を「碇くん」と呼ぶようになるなど、二人の関係は物語が進むにつれて深まっていく。
エピソード
名台詞として知られる「私が死んでも代わりはいるもの」は、傷んだ機体のまま出撃した第19話『男の戦い』でのセリフ。第12話でのアドリブとされる「にんにくラーメンチャーシュー抜き」という発言も、シリーズを象徴する一言として語り継がれている。寡黙で儚げな作風のヒロイン像は放送当時から高い人気を集め、後年「綾波系」と俗称されるキャラクター類型を生むほど、後続作品のキャラクターデザインに影響を与えた。
ネタバレ
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その正体は、シンジの母である碇ユイの肉体(エヴァンゲリオン初号機内に残っていたものを回収したもの)に、第2使徒リリスの魂を宿して作られた存在であり、本人の過去の経歴は抹消されている。ネルフ地下のセントラルドグマには魂の無い予備の肉体が保管されており、レイが死亡すると魂を新しい肉体へ移すことで復活する仕組みが存在する。記憶は定期的にバックアップされて引き継がれるが、感情までは引き継がれないとされ、劇中には少なくとも3人のレイが登場する。劇場版では、ゲンドウが自分を道具としてしか見ていなかったことを悟り「私はあなたの人形じゃない」と言い残して離れ、最終的にはリリスと一体化して人類補完計画の引き金となる。