概要
ベアトリーチェは、竜騎士07によるサウンドノベル『うみねこのなく頃に』に登場する、千年を生きたとされる「黄金の魔女」にして「無限の魔女」。六軒島の右代宮家に伝わる存在で、一人を無限に殺す力を持つと語り、戦人と推理の応酬を繰り広げる。
性格
高圧的で我侭、自分を敬わない者には容赦のない罵倒を浴びせるなど、魔女たちの中でも際立って残忍だと評される。一方で気に入った人間には手助けの魔法を施したり、子供のように駄々をこねたりと、気まぐれで感情の起伏が大きい一面も見せる。
好きなものは紅茶とアイスクリーム、嫌いなものは退屈と自分を否定する者。一人称は「妾」で、心を許した相手には「ベアト」という愛称で呼ぶことを許している。
能力
「無限の魔女」の名の通り、一人の人間を無限に殺すとされる力を持つ。金蔵との契約により右代宮家に富をもたらしたと自称し、「右代宮家顧問錬金術師」を名乗る。ニンゲンに召喚されては対価と引き換えに魔法の力を貸し与える存在ともされる。
活躍
六軒島の広大な森の主として右代宮家に語り継がれてきた存在で、金蔵の死をきっかけに一族に不穏な気配が及ぶと、その姿を現す。島で起きる連続殺人はすべて自らの魔法によるものだと主張し、それを認めない右代宮戦人との間で、真実をめぐる推理の応酬を繰り広げる。
上位世界では物語上の真実を「赤字」で語ることで戦人の推理を退けるが、様式美へのこだわりから行動には無駄が多く、他の魔女たちからは軽んじられている一面もある。
ネタバレ
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ベアトリーチェの正体は、ニンゲンの誰かではなく「この世界のルールが擬人化した存在」とされる。物語終盤では、右代宮家の真の当主が思い描いた魔女のイメージに、六軒島にまつわる怪談や使用人の間の噂などが重なり合って生み出された存在であることが示唆される。
ゲームマスターとしてのベアトリーチェは、戦人の推理によって自らの敗北を認めたのち、生きる意思を失った状態となる。その後は黄金郷で見守られながら過ごすが、最期は戦人のもとへ自ら歩み寄り、涙を流しながら消えていく。ただし、ゲーム盤の駒としてのベアトリーチェは、これ以降も物語に登場し続ける。