概要
ブラック★ロックシューターは、イラストレーターhukeが手がけた一枚絵を原点に、音楽ユニットsupercellの同名楽曲を通じて広く知られるようになったキャラクター。黒髪ツインテールに左目の蒼い炎、腕に装着した★ロックキャノンを特徴とし、OVAやTVアニメなど複数の映像作品にそれぞれ異なる設定・物語で登場する。
性格
多くの作品を通じて共通するのは、言葉少なに黙々と戦う寡黙な戦士としての姿である。感情の起伏をほとんど見せず、圧倒的な戦闘力で敵を打ち倒す様子は、まるで感情を持たない兵器のようにも映る。
一方でTVアニメ版では、現実世界の少女黒衣マトと結びついていくことで、単なる戦闘存在から、痛みや葛藤を抱える一人の少女へと近づいていく側面が描かれる。
能力
腕部に装着した大砲★ロックキャノン(毎秒20発の岩石弾を放つ)と、大剣ブラックブレイドを主な武器とする。作品によって刀や槍など武装が異なる場合もあるが、圧倒的な火力と剣戟で敵を圧倒する戦闘スタイルは共通している。
TVアニメ版では、戦闘の最中に紫色の瞳と鎧のような姿へ変貌する「インセイン」状態に至ることがあり、その際は得物も「インセイン・カノンランス」と呼ばれる槍に変化する。
活躍
OVA版では、中学生の少女・黒衣マトの思念体として「裏世界」に存在し、行方不明になった親友小鳥遊ヨミを救い出すため、ヨミの思念体と戦う敵デッドマスターに立ち向かう。
TVアニメ版では、現実世界の少女たちが抱える心の傷から生まれた思念体たちが集う「裏世界」を舞台に、マトを傷つける存在を排除するように幾度も戦いを繰り広げる。
エピソード
誕生の発端は、hukeが2007年12月26日にpixivへ投稿した一枚のイラストである。当初は特に設定のない、武器を持つ少女の絵に過ぎなかったが、これに着想を得たsupercellのryoが初音ミクを用いた同名の楽曲を制作。2008年6月にニコニコ動画で公開されると、年末までに100万再生を超える大きな反響を呼んだ。
イラストのキャラクターは初音ミク本人でも、その派生キャラクターでもないと公式に明言されている。以後、OVA、TVアニメ、PSP用ゲーム、TVアニメ『DAWN FALL』など複数の映像・ゲーム作品に、それぞれ異なる設定を持つブラック★ロックシューターとして登場する、いわゆるスターシステム的な展開がなされている。