概要
橙は、『東方Project』シリーズに登場する化け猫の妖怪で、八雲藍の式神。藍自身も八雲紫の式神であるため、紫から見ると橙は「式の式」にあたる。2003年の『東方妖々夢 〜 Perfect Cherry Blossom.』に2面ボスとして初登場し、以降シリーズにたびたび姿を見せる。式神をまとった状態では簡単な妖術を扱えるが、水に濡れて式が剥がれると本来の化け猫に戻ってしまう。
性格
見た目相応に子供っぽく、化け猫の姿のときは知能も人間の子供程度に留まる。式神をまとうと落ち着いた口調で統計的な思考も見せるが、普段は野性的でやんちゃな一面が強い。
主人の藍には完全には懐いておらず、言うことを聞かずに勝手に出歩いてしまうことも多い。またたびに目がなく、藍からまたたびで釣られて操られることもあるという。
能力
式神をまとっている間は「妖術を扱う程度の能力」を持ち、人間の知覚の限界を突いた素早い動きで相手を幻惑する。急な方向転換で瞬間移動したように見せる手品じみた技も使うが、動体視力に優れた妖怪相手には通用しにくい。
化け猫としての地の力は「人を驚かす程度の能力」に留まり、噛みつきや引っ掻きといった原始的な攻撃しかできない。水に濡れると式神が剥がれてこちらの状態に戻ってしまうのが最大の弱点。
活躍
2003年の『東方妖々夢 〜 Perfect Cherry Blossom.』で2面のボスとして初登場し、Extraステージでは中ボスとして再度立ちはだかる。以降のシリーズ作品にも継続して登場している。
普段は妖怪の山で暮らし、『東方文花帖』(書籍)では人里離れた場所に猫を集めて「猫の楽園」を作りその頂点に立とうとするが、あまりうまくいっていない。
エピソード
尻尾は2本。化け猫に鬼神が取り憑いたものとされるが、式神は主人の藍が打ったものであるため、藍本人と比べると力はやや低いという。
主人の藍と違って「八雲」の姓を名乗らないのも特徴で、これは紫の直属ではなく藍を介した間接的な式神という立場によるとされる。