概要
千反田えるは『氷菓』に登場する神山高校1年A組の生徒で、古典部の部長。神山市の旧家「豪農」千反田家のひとり娘で、上品な物腰の奥に人一倍旺盛な好奇心を秘めている。
性格
普段は穏やかで清楚な印象を与えるお嬢様だが、興味を引かれることに出会うと口癖の「わたし、気になります」とともに好奇心の権化と化し、周囲を巻き込みながら謎に向かって突き進む。一方で他人の感情に土足で踏み込むようなことはせず、優先すべきことがあれば必ずそちらを優先する節度もわきまえている。
一度聞いたことや一度会った人の顔と名前をまず忘れない記憶力を持ち、視力や聴覚、嗅覚など五感の鋭さも人並み外れている。料理が得意で抹茶牛乳を好む一方、お酒やカフェインには極端に弱く、ウイスキーボンボンだけで酔ってしまうこともある。
活躍
一身上の都合で古典部に入部し、部長を務める傍ら、部員の折木奉太郎たちを巻き込みながら学校や地域に眠る様々な謎を解き明かしていく。折木の推理力に絶対的な信頼を寄せており、謎に出会うたびに彼を頼りにしている。
エピソード
えるが古典部を選んだ背景には、かつて部長を務めていた亡き伯父の存在がある。伯父にまつわる秘密や、部誌『氷菓』に込められた謎を追ううちに、えるは思いがけない事実に近づいていくことになる。
ネタバレ
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物語の根底には、部誌『氷菓』の題名に込められた意味と、35年前に神山高校で起きたある事件の真相が横たわっている。えるが伯父の記憶を辿る過程で、その事件と彼女自身の家系との知られざる繋がりが明らかになっていく。