概要
フェイト・テスタロッサは『魔法少女リリカルなのは』シリーズに登場する魔法少女。インテリジェントデバイス「バルディッシュ」を操る前衛戦闘型で、高速移動からの斬撃による一撃離脱を得意とする。無印(第1期)では主人公高町なのはと敵対する立場で登場するが、彼女の呼びかけに応じて友人となり、以後シリーズを通じてなのはと共に歩む中心人物の一人になる。
性格
初対面では無口でクールな印象を持たれがちだが、本来は争いごとを嫌い、心優しく、遠慮と心配の豊かな少女。母から厳しい扱いを受けながらも、その母を救いたいという強い意志を持ち続けた過去があり、その芯の強さは後の家族や仲間への深い愛情につながっている。
能力
魔力変換資質は「電気」。インテリジェントデバイス「バルディッシュ」を用い、フォトンランサー(直射型射撃魔法)、プラズマランサー(誘導機能付き発展型)、無詠唱では最強クラスとされる範囲攻撃魔法サンダーレイジ、雷の剣を放つサンダーブレードなどを操る。バリアジャケットはライトニングフォーム(基本形)からソニックフォーム、真・ソニックフォームへと作品を追うごとに進化し、高速機動と一撃離脱の戦闘スタイルを支えている。
活躍
無印ではジュエルシード回収のため地球に派遣されるが、なのはとの出会いを経て心を開き、「友達になりたい」という呼びかけに応じて名を呼び合う友人となる。A'sでは保護観察を経て嘱託魔導師となり、ヴォルケンリッターのシグナムとは好敵手のような関係を築く。StrikerSでは時空管理局の執務官(魔導師ランク空戦S+)としてなのはとルームメイトになり、「ライトニング分隊」隊長としてエリオ・キャロを率いて活躍する。Vividでは高町ヴィヴィオの2人の母親の一方として、家庭的な生活を送りながら執務官を続ける。
エピソード
使い魔アルフとは、使い魔と主人という関係を超えた深い絆で結ばれている。A's終結後は時空管理局のリンディ・ハラオウンの養子となり「フェイト・T・ハラオウン」を名乗るようになり、私的には養母を「母さん」と呼ぶ。義兄にあたるクロノ・ハラオウンとは、能力面で実の兄妹に近いとまで評されるほどの関係を築いている。Reflection/Detonationの時期は捜査官としてエクリプス関連事件を追い、補佐官はシャリオ・フィニーノ、バリアジャケット時の髪型はポニーテールに変わっている。
ネタバレ
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フェイトは、プレシア・テスタロッサが事故で失った実娘アリシアのクローンとして「プロジェクトF.A.T.E.」で生み出された存在で、アリシアの記憶を転写されていたが、その記憶はプレシア自身の手で消されている。この出自を知りながらも、フェイトは自分を厳しく扱う母プレシアを最後まで救いたいと願い続けた。