概要
フェリシアは、カプコンの対戦格闘ゲーム『ヴァンパイア』シリーズに登場するキャットウーマン族の少女。教会に捨てられていたところをシスターに拾われて育ち、天真爛漫で心優しい性格から、恐ろしいダークストーカーたちの中にあって珍しく明確に人間の側に立つ存在として描かれる。
性格
天真爛漫で底抜けに明るく、根っから心優しい性格の持ち主。作品が進むにつれて精神年齢がより幼く描かれる傾向があり、女性キャラクターの中でも際立って豊満なプロポーションを持ちながら、その振る舞いはどこか無邪気で可愛らしい。
キャットウーマン族は実年齢の割に成長が早いため、フェリシア自身は20代後半でありながら人間に換算すると10代半ばから後半程度の精神年齢に相当するとされ、それが彼女の子供らしい明るさの背景になっている。
能力
嗅覚は人間の数千倍とされる一方、夜行性の性質から日中の強い日差しは苦手とする。戦闘では突進技や打撃技を多用し、素早い身のこなしで相手をかき乱すバランス型のスタイルを得意とする。代表的な技にはローリングバックラーやデルタキック、サンドスプラッシュなどがあり、EX必殺技のダンシングフラッシュもよく知られる。
活躍
「悪者をやっつけて有名になろう」という素朴な思いを胸に、恐るべきダークストーカーたちが跋扈する世界で戦いに身を投じる。人間とキャットウーマンが分け隔てなく共存できる未来を夢見ており、目立つ存在になることをその第一歩と考えている。
育ての親であるシスター・ローズから注がれた愛情は、フェリシアの人格の根幹を成しており、戦いの合間にも周囲の人々を気遣う優しさを随所で見せる。
エピソード
「フェリシア」という名前は、育ての親であるシスター・ローズが「神の恵み(Felicity)」にちなんで名付けたものとされる。教会前に赤子の姿で捨てられていたところを拾われ、6歳頃からキャットウーマンとしての身体的特徴が現れ始めたことで周囲から孤立していった経緯を持つ。
OVA『ヴァンパイアハンター The Animated Series』(1997年)では、ゲーム本来の無邪気さが薄れ、より男勝りで好戦的な性格として描き直されるなど、媒体によって解釈に幅がある。クロスオーバー作品『NAMCO×CAPCOM』では『鉄拳』のキングとバディを組んでおり、同作で唯一のカプコン・ナムコ混成タッグとなった。