概要
古手梨花は、07th Expansion制作のサウンドノベル『ひぐらしのなく頃に』に登場する古手神社の巫女。雛見沢村の御三家のひとつ古手家の一人娘で、圭一たちと同じ小学校に通う。愛くるしい笑顔で周囲を和ませる一方、物語全体を貫く大きな謎を秘めた存在として描かれる。
性格
「にぱー☆」という笑顔と「~なのです」「みぃ」といった独特の口癖で親しまれる、猫のような愛くるしさを持つ少女。一人称は「僕」で、幼い外見に反してどこか達観した振る舞いを見せることもある。
その一方で、ふと素の顔を覗かせたときには声音や物腰が一変し、大人びた、時にどこか腹黒さを感じさせる一面ものぞかせる。人の失敗や困り顔を見るのが好きで、そうした相手の頭を撫でて慰めることに喜びを見出すという、年齢にそぐわない一筋縄ではいかない性格の持ち主でもある。
能力
昭和58年6月のひと月を、結末を変えられないまま幾度となく繰り返す運命の中に囚われている。数えきれない周回を経験してきた影響で、幼い外見に見合わない広範な知識と精神年齢を蓄えており、姿の見えない存在・羽入と意思疎通ができる数少ない人物でもある。
活躍
雛見沢村の御三家のひとつ、古手家の一人娘として古手神社に暮らし、圭一たちと同じ小学校に通う。毎年6月に開かれる祭事『綿流し』では巫女役を務め、村の伝承と深く結びついた存在として描かれる。
物語が進むにつれ、単なる同級生の一人という立場を超え、雛見沢で繰り返される惨劇の真相に最も近い人物として重要な役割を担っていく。友人たちを見守りながらも、時に一歩引いた視点で事態を見つめる姿が随所に描かれる。
エピソード
「にぱー☆」「みぃ」「~なのです」といった独特の口癖は、姿の見えない存在羽入との交流から生まれたとされ、幼い頃の梨花本来の話し方とは異なるものだと語られる。
シリーズ構成上、序盤の章では目立った出番が少ないが、後半の章に進むにつれて存在感を増し、物語全体の謎を解く鍵を握る人物として描写が深まっていく。
ネタバレ
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梨花は昭和58年6月のひと月を、結末を変えられないまま何十年、何百年という単位で繰り返してきた多重世界の経験者である。幼い外見と裏腹に精神的には大人びており、一人になると声音や振る舞いが一変する「黒梨花」とも呼ばれる素の人格を持つ。
村の伝承にある「オヤシロ様」の生まれ変わりとされる特別な存在でもあり、繰り返される惨劇の輪から抜け出すことこそが、幾度も同じ月を生き直す梨花自身の悲願となっている。