概要
ギルガメッシュは、古代メソポタミアの伝説的な王を真名とするアーチャークラスのサーヴァント。あらゆる英雄の宝具の原典を収める宝物庫『王の財宝』を操り、対サーヴァント戦で圧倒的な優位を誇る。『Fate/stay night』第五次聖杯戦争に第八のサーヴァントとして現界し、傲岸不遜な「王」として物語の終盤を大きく動かす。
性格
自らを「我」と称し、この世のあらゆるものを所有物とみなす唯我独尊の王である。人間そのものには価値を置かず、人間が生み出す物や成果にこそ価値を見出す独特の視点を持ち、「慢心せずして何が王か」と公言してはばからない。堂々と己に意見する者は嫌わない一方、逆らう相手には容赦のない冷徹さも併せ持つ。
生前の唯一無二の友エルキドゥを喪った経験は、彼の中に消えない孤独を残した。聖杯戦争でセイバーに執着を見せるのも、この記憶と無関係ではない。
能力
戦闘の要は、生前に築いた宝物庫『王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)』である。ランクE〜A++の対人宝具で、他の英雄が持つ宝具の原典を含む無尽蔵の財を収め、相手に応じて最適な武装を選び射出する。単独の武人としての地力は英霊の中で突出しているわけではないが、この宝物庫のおかげで平均的なサーヴァントの数倍の火力を発揮できる。
宝物庫の最奥に眠るのが、彼のみが持つ固有の神造兵装乖離剣エア。あまりに強力なため他の宝具とは併用されず、真に追い詰められたときの切り札として温存される。エアから風の刃を放つ対界宝具天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)は、その最たる例である。
活躍
『Fate/stay night』では第四次聖杯戦争を生き延びた8体目のサーヴァントとして、第五次聖杯戦争の終盤に姿を現す。求婚の対象としてセイバーへ執着を見せる一方、聖杯そのものの扱いを巡って衛宮士郎たちと敵対する。
前日譚『Fate/Zero』では遠坂時臣に召喚されたアーチャーとして参戦し、現代文明への嫌悪をあらわにしつつも、言峰綺礼の抱える苦悩に強い関心を示し、彼を精神的に導く役回りを担った。
『Fate/Grand Order』第1部第7特異点「絶対魔獣戦線バビロニア」では、サーヴァントではなく生前の人の王として登場し、ウルクを統治しながら人理を脅かすティアマトとの戦いに主人公陣営と共に挑む。
ネタバレ
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UBWルートでは、聖杯の泥を人類粛清の兵器として利用しようとする最終決戦の敵として立ちはだかるが、慢心から手を抜いた隙を突かれて衛宮士郎に敗北する。HFルートでは、暴走した間桐桜によって一瞬のうちに討たれるという対照的な結末を迎える。