概要
静謐のハサンは『Fate』シリーズに登場するアサシンクラスのサーヴァント。真名は史実の暗殺教団の伝説的指導者ハサン・サッバーハで、歴代十八人のハサンの中でも異色の存在として描かれる。肉体そのものが毒で構成された宝具妄想毒身(ザバーニーヤ)を持ち、触れた相手を毒殺し続ける。
性格
自らの肉体が毒そのものであるがゆえに、生まれてから誰にも触れることができず、深い孤独を抱えて生きてきた。それでも心の奥底では「自分に触れても死なず、微笑みを浮かべてくれる誰か」との出会いを渇望し続けている。
『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』では、拾ってくれた沙条愛歌に対して絶対的な忠誠を誓い、命令のままに動く姿を見せる。一方『Fate/Grand Order』で召喚された個体は、触れ合った相手に強く惹かれていく、より人間的な情の深さを見せる。
能力
宝具「妄想毒身(ザバーニーヤ)」は、爪や肌、体液、吐息に至るまで全身が死そのもので構成されているという、彼女自身の肉体を宝具化したもの。触れるものすべてを毒に侵し、粘膜接触ともなれば数回で大抵の存在を絶命させるほどの威力を持つ。
このほか、気配を完全に断つ「気配遮断」や、姿形を変える「変装術」にも長けており、暗殺者としての基本技能を高い水準で兼ね備えている。
活躍
生前は暗殺教団の一員として、歴代十八人のハサンが編み出した奥義「ザバーニーヤ」のすべてを修得するという異才を示した。しかし自ら新たな技を生み出すことができなかったため、正式にハサン・サッバーハの名を継ぐことは許されなかった。
『Fate/Grand Order』第六特異点では、囚われの身から救出されて主人公陣営に合流し、共に戦うこととなる。この際に召喚された彼女は、後に語られる『蒼銀のフラグメンツ』での記憶を持たない状態で登場する。
ネタバレ
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『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』では、初代マスターを手にかけたことではぐれサーヴァントとなり、その後沙条愛歌に拾われて彼女の駒として暗躍する。都市伝説「メアリーさん」の正体としての顔も持つ。
生前は暗殺教団の道具として王族暗殺に用いられ、最終的には教団の指導者「山の翁」の手によって処刑された。