概要
ヘスティアは、ライトノベル『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』に登場する神。ギリシャ神話における竈の女神で、かつてオリュンポスの十二神にも数えられた高位の存在。地上ではヘスティア・ファミリアの主神として、最初の眷族ベル・クラネルを支えている。
性格
一人称「ボク」の幼い少女の姿をした僕っ娘で、誰に対しても分け隔てなく接する慈愛深い性格から「庇護と慈愛の女神」と称される。神としての格は非常に高いにもかかわらず、普段はグータラで怠け癖が強く、ポンコツな一面が目立つ。
最初の、そしてしばらくの間はただ一人の眷族であったベルへの想いは深く、彼のことになると独占欲や嫉妬をあらわにすることも多い。
能力
神としての権能により、眷族に恩恵(ファルナ)と呼ばれる祝福を刻む神威(アルカナム)の付与が可能で、これによって人は「ステータス」を得てダンジョンで戦う力を伸ばしていける。自身に戦闘力はないが、処女神としての権能でフレイヤの魅了を退けるなど、神格に由来する特殊な力を発揮する場面もある。
活躍
下級ダンジョンでベル・クラネルと出会ったことをきっかけに、彼を唯一の眷族としてヘスティア・ファミリアを設立する。ベルのために特注の武器ヘスティア・ナイフを用意しようと多額の借金を背負い、武器屋やファストフード店「ジャガ丸くん」の屋台でアルバイトを掛け持ちして生活費を稼ぐ苦労人でもある。
アポロン・ファミリアとの戦争遊戯や、フレイヤ・ファミリアとの大規模な戦いなど、ファミリアが直面する数々の困難において、眷族たちのために奔走し続ける。
エピソード
神話上のヘスティアは、ギリシャ神話における炉・家庭を司る処女神で、オリュンポス十二神の一柱に数えられることもある存在。戦闘や派手な逸話の少ない神格だが、本作では家庭的な慈愛のイメージを保ちながら、地上に降りて眷族と生活を共にする姿が描かれる。
設立当初のヘスティア・ファミリアは眷族が一人もおらず、他の神に食客として世話になっていたことから「紐神(ひもがみ)」とからかわれていた過去を持つ。