概要
ホロは、支倉凍砂によるライトノベル『狼と香辛料』のヒロイン。数百年の時を生きた狼の化身「賢狼」で、麦の収穫を見守る豊穣の神として長くパスロエ村に留まっていたが、行商人クラフト・ロレンスと出会い、故郷ヨイツを目指す旅に出る。
性格
「わっち」「ぬし」「〜ありんす」など廓詞めいた古風な言葉遣いで話す、機知に富んだ人物。数百年を生きてきた達観した物言いと、時に高圧的でからかい好きな一面を併せ持つ。
一方で「たわけ!落ち込むのはなお悪い。ただ懲りればよいのじゃ」と語るように、物事を前向きに捉える現実的な思考の持ち主でもある。神と呼ばれる存在でありながら、それに驕らず、あくまで一個人としての自分を大切にしている。
能力
声色から嘘を見抜き、硬貨の触れ合う音だけで純度の差を聞き分けるなど、常人離れした鋭い聴覚と洞察力を持つ。本来の姿は人を丸呑みにできるほど巨大な狼で、麦に宿り収穫量を左右する神秘の力を有する、いわば豊穣の神である。
活躍
長らくパスロエ村に留まり、麦の収穫を見守る豊穣神として村人たちに敬われてきたが、農業技術の発展とともに自分が不要とされていく寂しさを感じるようになる。そんな折、村を訪れた行商人クラフト・ロレンスの荷馬車に忍び込み、彼を言葉巧みに言いくるめて、北の故郷ヨイツを目指す旅の道連れとする。
以後はロレンスと行動を共にしながら、各地の商いや駆け引きに知恵を貸し、時にからかい、時に支え合いながら旅を続けていく。
ネタバレ
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旅の果てにロレンスと結ばれ、温泉地ニョッヒラで共に湯屋を営みながら、娘ミューリをもうけることになる。