概要
蓬莱山輝夜は、月の民でありながら禁忌の不老不死薬「蓬莱の薬」を飲んで地上に流された、『東方Project』のキャラクター。地上ではかつて竹取物語のかぐや姫として竹取の翁夫婦に育てられ、五人の貴族に難題を課した張本人でもある。現在は住処「永遠亭」で八意永琳らと暮らし、屋敷ごと時の流れを止める「永遠と須臾を操る程度の能力」を操る。『東方永夜抄』の最終ボスとして初登場した。
性格
月にいた頃からわがまま放題に育てられた箱入り娘らしく、天真爛漫で人見知りをしない。好奇心も旺盛で、盗みに忍び込んできた相手さえ気さくに迎え入れるおおらかさを見せる。
不老不死ゆえに「過去は無限にやってくる」と達観し、今この瞬間を楽しむことを何より大切にする価値観の持ち主でもある。かつては地上の人間を道具のように見ていたが、幻想郷で暮らすうちに対等な存在と見なすようになった。従者の鈴仙を月の使者から守ろうとするなど、身内には情に厚い一面もある。
能力
固有の能力は「永遠と須臾を操る程度の能力」。「永遠」は対象を変化から切り離し、時の流れそのものを止めるに近い効果を持つ力で、住処の永遠亭が長きにわたって古びずにいられるのはこの力による。
「須臾」は認識できないほど僅かな時間の単位を指し、これを積み重ねて自分だけの時間軸を作り出せる。この力は尽きることのない回廊を生み出すなど、永遠亭の防衛にも応用されている。
活躍
地上に降りて以来、竹取物語のかぐや姫として竹取の翁夫婦に育てられ、求婚してきた五人の貴族に難題を課した。輝夜のスペルカードの多くは、この五つの難題(龍の頸の玉・仏の御石の鉢・火鼠の裘・燕の子安貝・蓬莱の玉の枝)に由来している。
『東方永夜抄 〜 Imperishable Night.』の最終ボスとして初登場して以来、幻想郷の竹林にある永遠亭で八意永琳・鈴仙・因幡てゐらと暮らし、人里へ出向いたり「月都万象展」で珍品を披露したりと活動的な日常を送っている。
エピソード
「輝夜」という名は、竹取の翁夫婦が地上で授けたもの。求婚してきた貴族たちに課した五つの難題のうち、「蓬莱の玉の枝」だけは本物を所持しているとされる。
作中で年齢が明言されたことはなく、藤原妹紅が不死となってからの年月(千三百年余)から逆算する説と、同人考察がZUN氏の発言として伝える「億単位」とする説の二つがファンの間で知られている。
ネタバレ
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輝夜は月からの流刑を、実は自ら望んで引き起こしていたとされる。禁忌の不老不死薬を服用したのは興味本位からだったが、その結果を利用して地上での暮らしを手に入れるため、迎えに来た月の使者を教育係の八意永琳と共謀して退け、幻想郷の竹林に留まり続ける道を選んだ。