東方Project

伊吹萃香

いぶき すいか

酒と宴を愛する、幻想郷帰りの鬼

瓢箪が鳴れば、それは宴の始まりの合図。密やかな鬼の気配が、今日も幻想郷のどこかで盃を満たす。

  • オレンジ髪
  • ロングヘア
  • 茶色の瞳
  • 酒豪
伊吹萃香のフィギュア
伊吹萃香のカバー画像

概要

伊吹萃香は『東方Project』に登場する鬼。あらゆるものの密度を操る力を持ち、常に酒を携えて陽気に振る舞う。かつて幻想郷ではほとんど姿を消していたとされる鬼族の生き残りで、いまも各地で宴を開いては幻想郷を賑わせている。

伊吹萃香のリラックスカット

性格

常に瓢箪の酒を手放さない大酒飲みで、いつも上機嫌に酔っている。陽気で勝負好きな一方、子供っぽい衝動性も併せ持つ性格だ。

鬼らしく豪快な気風を持ちながらも、やや誠実さに欠けるところがあるとされ、鬼の中では異端児という評もある。ただし「鬼は嘘つき」と言われることだけは我慢ならないらしく、この点に触れられると本気で怒り出す。

伊吹萃香のシリアスカット

能力

萃香の能力は密と疎を操る程度の能力。物質から人の思いに至るまで、あらゆるものを「萃める(あつめる)」「疎める(うとめる)」ことができる。

自分の体を霧状に変えたり、小さく分裂させたり、逆に巨大化させたりするのはもちろん、攻撃を圧縮して威力を高めたり、相手の力そのものを吸い上げてしまうことも可能。山を丸ごと砂に砕くほどの規模でも力を発揮するという。

手放さない瓢箪伊吹瓢には、水を酒に変える虫「酒虫」の力が宿っており、尽きることなく酒が湧き出る。度数が高く人間には劇薬に近いが、武器として振るってもびくともしない頑丈さを誇る。手首と髪には赤い三角錐・黄色い球体・水色の立方体という三種の分銅を下げ、それぞれ「密(調和)」「疎(無)」「不変(自分自身)」を象徴しているという。

活躍

初登場は『東方萃夢想』のラスボス兼プレイヤーキャラクターで、幻想郷に帰ってきた鬼として姿を現した。以後『東方非想天則』『東方緋想天』にも参戦し、『東方地霊殿』では道中で宴を催す姿がゲスト的に描かれている。

かつては妖怪の山を切り開き、天狗や河童を従える「山の四天王」の一人として恐れられていたが、博麗大結界の成立前後に鬼は数を減らし、地底の旧都へと移り住んだ。現在はそこを拠点にしながら、各地へ顔を出しては周囲を巻き込んで宴を開いて回っている。

エピソード

名前の「伊吹」は、御伽草子などに伝わる鬼の頭領酒呑童子の幼名「伊吹童子」にちなむとされる。酒好きで豪快な萃香の人物像は、この伝承上の鬼に重なるところが多い。

八雲紫とは古くからの友人で、紫が対等な存在として認める数少ない相手の一人だという。地底では、かつて共に「山の四天王」を務めた星熊勇儀と再会を果たした。博麗霊夢のことも気に入っており、博麗神社に居候しているとも噂される。