概要
今泉影狼は、東方Projectのシューティングゲーム『東方輝針城』3面のボスとして初登場した狼女の妖怪。二つ名は「竹林のルーガルー」で、迷いの竹林にひっそりと暮らしている。満月の夜になると絶滅種の本州狼へ完全に変身する能力を持ち、狼の姿になっても冷静さを失わない落ち着いた性格の持ち主。
性格
普段は物静かで、大人しく暮らす妖怪。満月の夜に狼へ変身しても取り乱すことなく、冷静さを保ち続ける肝の据わった一面を見せる。一方で、満月時には全身の体毛が濃くなってしまうことを本人はひどく気にしており、それを他人に見られないよう長いドレスで隠している。
能力
変身能力自体は打ち出の小槌の魔力による凶暴化とは別に、彼女が生来持つ異能である。変身するたびに理性を失う一般的な人狼像とは異なり、姿が変わっても人間並みの分別を保てる点が特徴で、満月という周期に支配される変身能力は東方Project内の妖怪でも珍しい部類に入る。変身先が現実には絶滅した本州狼という種である点も、他の変身妖怪には無い個性になっている。
活躍
『東方輝針城』では、打ち出の小槌の魔力の影響で凶暴化していたところを主人公らに退治される形で登場した。後の『弾幕アマノジャク』にも登場している。作品外の設定では、わかさぎ姫や赤蛮奇ら力の弱い妖怪同士が情報を融通し合う「草の根妖怪ネットワーク」の一員でもある。
エピソード
苗字の「今泉」は、絶滅種のニホンオオカミ(本州狼)を研究した実在の動物学者・今泉吉典にちなむ。名の「影狼」はフランス語で人狼を意味する「loup-garou(ルー・ガルー)」に通じるとされ、二つ名「竹林のルーガルー」にもこの語がそのまま使われている。着用するロングドレスの柄は、花札の「芒に月」がモチーフになっている。