概要
因幡てゐは『東方Project』に登場する妖怪兎。人間を幸運にする程度の能力を持ち、迷いの竹林で永遠亭に出入りしながら暮らしている。地上の兎たちをまとめる立場でありながら、根っからの悪戯好きで食えない性格の持ち主でもある。
性格
気性が荒く、喜怒哀楽の起伏が激しい。根っからの悪戯好きで狡賢く、時には程度の低い詐欺まがいの手口で人をからかうことも珍しくない。
一方で長い年月を生きてきた経験からか、ふとした瞬間にカリスマ性をのぞかせることもある。親しくなった相手ほど邪険に扱う傾向があるとも言われ、素直に懐くタイプではないようだ。
能力
てゐの能力は人間を幸運にする程度の能力。てゐの姿を見た人間には幸運が訪れるとされ、竹林で迷い込んだ人間も、彼女を見つけることで運良く抜け出せるという。
四つ葉のクローバーを群生させてしまうほどの幸運を授けることもでき、地味ながら侮れない力を持つ。
活躍
初登場は『東方永夜抄』5面の中ボスで、迷いの竹林を守るように立ちはだかった。翌年の『東方花映塚』では、地上の兎たちを率いる立場としてプレイヤーキャラクターに抜擢されている。
永遠亭では八意永琳・蓬莱山輝夜・鈴仙・優曇華院・イナバらと共に暮らし、数百年前からの契約に基づいて月の使者を寄せ付けない役割を担っているとされる。
エピソード
因幡の白兎伝説の当人ではないかとも言われ、大昔にサメを騙して海を渡ったという逸話が伝わる。名前の由来にも諸説あり、『竹取物語』の一節「てゐたり」に由来する説、万葉仮名で「天為」を意味する説、干支の「丁卯」にちなむ説などが挙げられている。
推定年齢についても諸説あり、白兎伝説の時期から179万〜180万歳とする逆算や、3000歳を超えるとする説がファンの間で語られているが、いずれも非公式の考察の域を出ない。永遠亭では永琳を「お師匠様」と呼んで実力を認め、鈴仙が名目上率いる「兎角同盟」の命令にはあまり従わず、四季映姫にだけは珍しく敬語を使うという。