Fateシリーズ

イシュタル

いしゅたる

遠坂凛を依代に顕現する、我儘で気高き美と豊穣の女神

宝石の輝きに目を細め、貢ぎ物を求めて笑う。されどその手は、人の世を洪水から遠ざける天秤も握っている。

イシュタルのフィギュア
イシュタルのカバー画像

概要

イシュタルは、スマートフォンゲーム『Fate/Grand Order』に登場するアーチャークラスのサーヴァント。メソポタミア神話に伝わる金星と豊穣・美の女神で、顕現に際して姿形の近い遠坂凛を依代としている。自由気ままな性格で、宝石や美しいものを好む。

イシュタルのリラックスカット

性格

自由気ままで我が強く、気に入った相手には執着し、気に入らない相手には容赦のない、いわゆる「駄女神」的な性格を隠さない。宝石や美しいものへの執着が強く、貢ぎ物を求めては満足するまで手放そうとしない。

一方で、依代である遠坂凛の善良さや面倒見のよさに影響を受けており、本来のイシュタルよりも人間味のある慈悲深さをのぞかせる。人格の割合は「イシュタルが7、凛が3」とされ、凛の知識や倫理観が折々の判断ににじむ。

イシュタルのシリアスカット

能力

英霊すら凌ぐ神霊としての高い戦闘力を持つ。主宝具は金星の力を弾丸として撃ち出す破壊宝具山脈震撼す明星の薪で、対軍宝具として神獣グガランナ(天の牡牛)を召喚する術も備える。

本来は万能に近い神気を操るはずだが、疑似サーヴァントとして顕現している影響から、その力は宝石にしか蓄積できないという制約を負っている。

活躍

人理修復の旅における第七特異点『絶対魔獣戦線バビロニア』に、ウルクを脅かす存在として登場する。天舟マアンナを駆って幾度もウルクを襲撃しては、王ギルガメッシュと激しい因縁の口論を繰り広げる。

主人公一行の前でも横暴で自分本位な態度を崩さないが、物語が進むにつれてその行動の裏にある思惑が少しずつ明らかになっていく。

エピソード

史実・神話上のイシュタル(イナンナ)は、求愛を退けたギルガメッシュへの腹いせに父神アヌへ天の牡牛(グガランナ)の解放を願い出て、ウルクの民に大きな被害をもたらした逸話で知られる。この故事が、作中でのギルガメッシュとの根深い因縁の背景になっている。

疑似サーヴァントとしての顕現には、神気のフルスペックを受け止められる肉体が必要で、その条件に適合した遠坂凛が依代に選ばれた。そのため体格や声も凛に準じたものとなっている。

ネタバレ

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横暴に牧場を襲っているように見えた行動は、実際には魔獣から人々を守った代償として貢ぎ物を徴収していたに過ぎない。物語終盤では人理の存続を賭けて主人公たちに力を貸す、いわば『勝利の女神』としての一面が明らかになる。