ジョジョの奇妙な冒険

ジョニィ・ジョースター

じょにぃ・じょーすたー

動かない脚を抱え「ゼロ」を目指す、大陸横断レースの元天才騎手

ぼくはまだマイナスなんだ。ゼロに向かって行きたいんだ――回転する鉄球の音が、失われた脚に微かな希望を灯す。

ジョニィ・ジョースターのフィギュア
ジョニィ・ジョースターのカバー画像

概要

『ジョジョの奇妙な冒険 第7部 スティール・ボール・ラン』の主人公。愛称はジョジョ。アメリカ・ケンタッキー州出身の元天才騎手で、19歳。ある事件で下半身不随となった身でありながら、大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」に参加し、再び馬に乗る力を取り戻す道を探る。

ジョニィ・ジョースターのリラックスカット

性格

5歳の頃から天才騎手として名を馳せ、兄の死や父の言葉の影響で次第に高慢な性格になっていった。しかし自らの身勝手な振る舞いが招いた銃撃事件で脚を失ってからは、不遇を他人のせいにして卑屈になっていた時期もある。

ジャイロ・ツェペリとの出会いを経て、失っていた生きる意志を少しずつ取り戻し、精神的に大きく成長していく。敵に向かう際には明確な殺意を伴う「漆黒の意志」と呼ばれる冷徹さを内に秘める一方で、金で物事を解決しようとする傲慢な癖は完全には抜けきらないなど、人間味のある未完成さも残している。

ジョニィ・ジョースターのシリアスカット

能力

回転の力を纏わせた爪を撃ち出すスタンド「タスク」の使い手。物語が進むにつれてタスクはACT1からACT4まで段階的に成長し、単純な爪の弾丸から、より高度な回転を宿した必殺の一撃へと進化していく。

かつては下半身が動かなかったが、ジャイロが操る「回転」の技術に触れたことで馬を御す力を取り戻し、レース参加者として再起した。

活躍

没落した名門ジョースター家に生まれ、5歳の頃から天才騎手として名を馳せたが、映画館でのトラブルの末に銃撃を受け、下半身が動かなくなってしまう。以来、後悔と失意に沈む日々を送っていた。

大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」のスタート地点で、謎めいた参加者ジャイロ・ツェペリと出会い、彼が操る「回転」の鉄球の余波でわずかに脚が動いたことに希望を見出す。その秘密を突き止めるべくレースに参加し、当初は煙たがられながらも、実力と意志の強さを認められてジャイロと行動を共にするようになる。

エピソード

本名はジョナサン・ジョースターで、「ジョニィ」はその愛称。ジョースター家の血を継ぐ主人公が代々「JoJo」の愛称で呼ばれるシリーズの伝統に連なる存在である。没落した名門・ジョースター家は代々乗馬の名手を輩出しており、将来を嘱望されていた兄・ニコラスの死をきっかけに、家族との関係に深い影を落とすことになった。

ネタバレ

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下半身不随の原因となった発砲事件は、ジョニィ自身の身勝手な振る舞いが引き金になっており、彼が長らく他人のせいにしてきた過去でもある。さらに兄・ニコラスの落馬事故にも、幼いジョニィが飼っていた白ネズミが間接的に関わっていた可能性が示唆され、これが父からの拒絶につながっていたことが明らかになる。

レースの背後には「聖人の遺体」の欠片を巡る各国の思惑が絡んでおり、物語終盤、ジャイロは大統領ファニー・ヴァレンタインとの死闘の末に命を落とす。ジャイロが遺した回転の奥義「黄金の回転」を受け継いだジョニィは、これを武器に大統領を打倒し、長い旅に決着をつける。