概要
鍵山雛は『東方Project』のシューティングゲーム『東方風神録』に登場する厄神様。人間の厄を人形に託して川へ流す民俗行事「流し雛」の人形を川下で回収し、集めた厄を体内に溜め込むことで、それが人間社会に戻らないよう見張っている。住処は妖怪の山。
性格
厄神という立場ゆえに素顔を知る者は少ないが、実際に言葉を交わした者の証言によれば明るく人懐っこい性格だという。厄を溜め込んでも本人が不幸になることはないものの、近づく者は人間・妖怪を問わず例外なく不運に見舞われてしまうため、周囲からは疫病神として避けられがちである。それでも彼女は危険を承知で人間に近づき、妖怪の山への迷い込みを防ごうとする、厄神でありながら人間想いな一面を持つ。
能力
厄をため込む程度の能力は、厄払いで祓われた厄や、人形に託されて流れ着いた厄までも余さず取り込み、自らの内に蓄積していく力である。信仰ではなく厄そのものをエネルギーとして扱う点は通常の神と一線を画し、雛を神でありながら妖怪に近い存在にしている。ただし溜め込んだ厄は本人に害を及ぼさない代わり、周囲へは不運としてにじみ出てしまうため、意図せず人々を遠ざけてしまう諸刃の力でもある。
活躍
『東方風神録』ではステージ2の中ボス・ボスとして立ちはだかり、二つ名「秘神 流し雛」で戦う。以後、『東方花映塚』にプレイアブルキャラクターとして参戦したほか、『ダブルスポイラー』では被写体として登場し、二つ名「えんがちょマスター」で紹介されている。
エピソード
スカートの右下には「厄」の字を崩した緑色の渦巻き模様が描かれ、これがくるくると自転する演出が施されている。この動きにちなみ、ファンの間では「転転」の愛称でも呼ばれる。派生作品『東方ダンマクカグラ』では声優・諏訪彩花が声を担当し、原作のシューティングゲームには無かった雛の声が初めて付けられた。