概要
カーマは『Fate/Grand Order』に登場する、アサシンクラスの疑似サーヴァント。インド神話における愛の神カーマ(マーラ)を真名とし、退廃的で投げやりな態度の裏に、愛に飢えながらも自らを愛せない複雑な心を抱えている。
性格
表面的には無気力で投げやり、他者に対して嫌気や卑屈さをにじませる退廃した態度を取るが、根底には真面目で努力家な一面が眠っている。愛という概念そのものにトラウマを抱えており、自分の醜さや複雑さを除いたすべてを愛せてしまうという、屈折した心の持ち主。
マスターに対しても表向きは軽蔑や呆れをにじませるが、その裏には「自分を愛してほしい」という気持ちが隠れており、気を許した相手にはとことん尽くす一面を見せる。
能力
対魔力や騎乗といったスキルに加え、味方サーヴァントのHPを吸収して回復する女神の恩恵、身体を持たぬ神としての性質を示す身体無き者などのスキルを持つ。宝具は「愛もてかれるは恋無きなり(カーマ・サンモーハナ)」で、突き刺さった相手に恋慕の情を呼び起こす、インド版キューピッドの矢である。
活躍
カルデアに現れて以降は、TPOに合わせて姿形を変えながら生活しており、幼い姿の時はちびっこサーヴァントたちと行動を共にすることが多い。カルデアキッチンの甘味を好み、よく足を運んでいるという。
物語では複数の奏章にわたってマスターに同行しており、管制室組以外では珍しい立ち位置で物語に関わり続けている。
エピソード
元となるインド神話の愛の神カーマは、修行中のシヴァに愛欲の矢を放つよう頼まれたことでシヴァの第三の目に焼き尽くされ、「身体無き者(アナンガ)」と呼ばれる存在になったと伝えられる。この神話上の悲劇が、今生のカーマの性格やトラウマの土台になっている。
本来は男性神とされるカーマだが、疑似サーヴァントとして顕現した今生の姿は女性であり、クラススキル「愛神の神核」によって性別さえも変化させられるとされる。
ネタバレ
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カーマは、期間限定イベント『徳川廻天迷宮 大奥』で、大奥の迷宮を統べるビーストⅢ/Lとして初登場した。正体は、パールヴァティーの依り代となった間桐桜の身体から切り離された「悪」の側面に、愛の神カーマ/マーラの分霊が惹かれて一体化した存在である。
イベント終盤、春日局とパールヴァティーによって討たれた後、内面概念宇宙で燃え尽きかけていたところをキアラに救われ、その縁によってカルデアに召喚されるサーヴァントとなった。