概要
上白沢慧音は人間の里で寺子屋を営む教師で、満月の夜だけ白沢という妖獣に変化するワーハクタク(人間と妖獣の半獣)。『東方永夜抄』で初登場し、二つ名は『知識と歴史の半獣』。人間形態では歴史を食べる(隠す)程度の能力、白沢形態では歴史を創る程度の能力を持ち、幻想郷の歴史そのものを陰から守っている。
性格
面倒見がよく生真面目な性格で、大切なもの、とりわけ人間のためなら命を張ることも厭わない。中性的で堅苦しい言葉遣いをし、礼儀にもうるさいが、その分『話が長い』とも評される。思い込みが激しく先走ってしまう自分勝手な一面もあるものの、寺子屋の生徒たちからは慕われている。白沢形態に変化すると人が変わったように好戦的になる。
能力
人間の姿でいるときは歴史を食べる(隠す)程度の能力を使い、都合の悪い出来事や存在を人々の認識から消し去ってしまう。満月の夜に白沢へと変化すると、逆に歴史を創る程度の能力が働き、隠された真実を掘り起こして歴史書に記し直すことができる。ただしこの変身は全身が獣になるものではなく、頭に角が生え、髪色や衣装が変わる程度の部分的なものにとどまる。
活躍
教師としての顔の裏で、幻想郷全体の正しい歴史を記録する編纂作業にも携わり、里を妖怪から守る陰の守護者としての役目を担っている。数少ない理解者と語られる藤原妹紅とは特に親しく、彼女が寺子屋の授業が終わるまで毎日待っているほどの間柄である。
エピソード
寺子屋の授業は生真面目な人柄がそのまま出るのか難解で退屈だと里の子どもたちには不評で、改善を求める声も上がっている。それでも宿題を忘れた生徒には頭突きの罰を与えるなど、教師としては厳格な一面を崩さない。