Fateシリーズ

葛飾北斎

かつしかほくさい

波と絵筆を操る、江戸の浮世絵師フォーリナー

筆を執れば、波も龍も、この世ならざるものさえ紙の上に閉じ込めてみせる。とと様と二人、まだ見ぬ絶景を追いかけて。

葛飾北斎のフィギュア
葛飾北斎のカバー画像

概要

葛飾北斎は『Fate/Grand Order』に登場するフォーリナー(位階:外なる者)のサーヴァント。江戸の浮世絵師・葛飾北斎とその三女にして絵師仲間の応為が「葛飾北斎」の名を共有し、ひとつの英霊として顕現した存在で、実際に人格の主体となっているのは応為である。

葛飾北斎のリラックスカット

性格

応為は「おれ」を一人称とする飄々とした絵師気質で、絵を描くこと以外にはあまりこだわりを持たない。世話焼きだが基本的にはずぼらで、横文字が大の苦手。美形な人甘酒大福を好み、逆にジメジメと辛気臭い場所は苦手としている。

父である北斎からは輪郭のはっきりした顎を指して「アゴ」と呼ばれていたといい、親子というより気安い相棒のような距離感で結ばれている。

葛飾北斎のシリアスカット

能力

戦闘では大きな筆を槍のように、小さな筆を手裏剣のように操る独特の絵師剣術を披露する。魔力を込めた絵画を道具として作り出す技も持ち、絵仕事のための陣地を展開することもできる。

宝具冨嶽三十六景は、北斎の代表作である浮世絵の名品を魔力で実体化させて放つ対軍宝具。戦況によっては、外なる存在と交信した末に生まれた禁断の姿へと形を変えることもある。

活躍

『イマジナリ・スクランブル』などのイベントでは、同じフォーリナーであるアビゲイル・ウィリアムズと意気投合し、生前の知人だった曲亭馬琴とも交流を見せている。画家繋がりでヴァン・ゴッホと再会を果たしたこともある。

エピソード

史実の北斎は生涯に93回も引っ越しを繰り返し、金銭に無頓着なまま浮世絵三万点あまりを残した奇人としても知られる。ゲームでは、こうした逸話を踏まえたキャラクター造形がなされている。

フォーリナーとしては2018年元日にピックアップと共に実装された、当時2騎目となる貴重なフォーリナークラスのサーヴァントだった。

ネタバレ

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絵の資料として古い魔導書を紐解いたことをきっかけに、北斎は人知を超えた「外なる神」の存在を知ってしまう。深淵を覗いたことで神性に魅入られながらも人としての人格を保ち続け、その影響の一部を娘である応為へと移し替えることで抗っている。普段表舞台に立つ応為の傍らで「とと様」と呼ばれる蛸のような姿で寄り添っているのは、この北斎自身の成れの果てである。