進撃の巨人

リヴァイ・アッカーマン

りゔぁい・あっかーまん

人類最強と謳われる、調査兵団の兵士長

刃を逆手に構え、独楽のように回る。血に濡れた白いマントの下で、その心は誰よりも仲間の命を惜しんでいる。

リヴァイ・アッカーマンのフィギュア
リヴァイ・アッカーマンのカバー画像

概要

リヴァイ・アッカーマンは『進撃の巨人』に登場する調査兵団の兵士長で、通称「兵長」。特別作戦班班長を務め、一個旅団に匹敵する戦力から「人類最強の兵士」と讃えられる。刈り上げ頭と三白眼、極度の潔癖症で知られ、王都地下街の出身という過去を持つ。

リヴァイ・アッカーマンのリラックスカット

性格

口数が少なく、ぶっきらぼうで近寄りがたい印象を周囲に与えるが、規律と秩序を重んじる筋の通った人物である。極度の潔癖症としても知られ、掃除や身の回りの清潔さに強いこだわりを見せる。厳しい態度の裏には部下や仲間の命を惜しむ情の深さがあり、無駄な犠牲を嫌う合理的な判断力と、失った者への静かな悔いを抱え続ける一面を併せ持つ。

リヴァイ・アッカーマンのシリアスカット

能力

一個旅団(およそ4000人規模)に匹敵する戦力を持つとされ、「人類最強の兵士」の異名で呼ばれる。立体機動装置を用いた戦闘を得意とし、刃を逆手に持って回転しながら巨人のうなじを的確に斬りつける独自のスタイルで、一瞬のうちに巨人2体を仕留めるほどの技量を誇る。かつて地下街で窃盗団の一員として立体機動装置を使いこなしていた経験も、その卓越した身のこなしの土台になっている。

活躍

王都地下街で窃盗団の一員として裏社会に生きていたリヴァイは、家族同然の仲間ファーラン・チャーチイザベル・マグノリアと共に調査兵団分隊長エルヴィン・スミスに捕らえられ、彼の暗殺を条件に調査兵団へ潜入する。しかしやがて仲間を失う経験を経て、調査兵団に正式に加わり、特別作戦班の班長として頭角を現していく。

以後は数々の壁外調査や作戦の最前線に立ち、女型の巨人の捕獲作戦や、ウォール・マリア奪還作戦など人類の命運を左右する局面で圧倒的な戦闘力を発揮する。エレン・イェーガーをはじめとする若い兵士たちの指導役としても振る舞い、時に厳しく、時に不器用な言葉で彼らを導いていく。

エピソード

地下街の窃盗団時代からエルヴィンにスカウトされ調査兵団へ加わるまでの経緯は、スピンオフ作品『悔いなき選択』で詳しく描かれている。アニメ版の声は神谷浩史が担当し、寡黙で抑制の効いた芝居が「兵長」のキャラクター像を強く印象づけた。

刈り上げ頭と三白眼、常に人を威圧するような冷徹な雰囲気を持つ外見は、王政に迫害された一族という出自の設定とも結びつき、シリーズを通じて多くのファンアートの題材となっている。

ネタバレ

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リヴァイの姓「アッカーマン」は実母クシェル・アッカーマンから受け継いだもので、アッカーマン家は王政から迫害されてきた一族であり、血族の多くは姓を伏せて生きてきた。母の死後、餓死寸前のところを母方の伯父ケニー・アッカーマンに拾われ、戦い方と地下街での生存術を叩き込まれたことが、後の戦闘技術の土台になっている。

物語終盤、ジーク・イェーガーの雷槍による爆発に巻き込まれて瀕死の重傷を負いながらも生還する。エレンが引き起こした「地鳴らし」を止める最終決戦では、巨人に左脚を噛まれる深手を負い、物語の結末では車椅子で生活する姿が描かれる。全てのエルディア人が巨人の力を失ったことで、アッカーマン一族が持っていた超人的な力もリヴァイから失われたと見られている。