ヴァンパイア

リリス

りりす

モリガンから分かたれた、もうひとつの人格

幼い少女の顔をして、口にする言葉のひとつひとつが妖しく相手を惑わす。彼女が本当に望むのは、ただ元の姿に戻ることだけ。

リリスのフィギュア
リリスのカバー画像

概要

リリスは、カプコンの対戦格闘ゲーム『ヴァンパイアセイヴァー』シリーズに登場するキャラクター。過剰な魔力の暴走を恐れて3つに分けられたモリガン・アーンスランドの魂の1つが、300年余りの歳月をかけて自我を持つに至った存在で、姿・技ともにモリガンとよく似ている。

リリスのリラックスカット

性格

見た目はあどけない少女そのものだが、対戦中の台詞や勝利メッセージの端々には残酷さと妖艶さがにじむ。これは意図した演技ではなく、もとがサキュバスであるモリガンの分身であるがゆえに、無自覚のうちに相手の動揺を誘うような言葉遣いになってしまうためとされる。無邪気さと残酷さが同居する猟奇的な気質も、この出自に由来する。

リリスのシリアスカット

能力

モリガンと同格の魔力を持ち、「シャイニングブレイド」や必殺技「ルミナスイリュージョン」など、光を冠した技を得意とする。技構成はモリガンと共通するものが多いが、演出や間合いには独自の個性がある。

活躍

復活を果たした三大貴族の一人、冥王ジェダに発見されたリリスは、「価値ある魂を集める」という交換条件のもとで仮初めの体を与えられる。この体には時間の制限があり、リリスは元の体に戻るため、自分のもう半身であるモリガンを求めて動き出す。

エピソード

リリスとモリガンは分割された1つの存在という関係上、どちらも本物の「人格」であり、力も同等とされる。リリス自身はモリガンを「戻るための本体」ととらえており、その感情に憧れや嫉妬は含まれず、「もとに戻りたい」という純粋な回帰の願いだけがある。

性別は公式には明言されておらず、外見は女性的だが男女どちらとも決められない曖昧な設定として作られた。開発当時のスタッフは「時代を先取りした男の娘」と説明している。

ネタバレ

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『ヴァンパイアセイヴァー』のリリスのエンディングでは、モリガンを目前にして消滅するが、その後モリガンが「左手がリングを望むような感じ」と言って当主の証である指輪を身につける場面が描かれる。一方、モリガンのエンディングでは敗れたリリスをモリガンが体内に迎え入れて融合を果たし、ふたつの人格が共存することになる。