Fateシリーズ

メルトリリス

めるとりりす

溶けゆく人形の恋を抱く、アルターエゴのハイ・サーヴァント

誰にも壊せない人形になりたかった少女は、誰かを人形にすることでしか愛し方を知らない。

メルトリリスのフィギュア
メルトリリスのカバー画像

概要

メルトリリスは『Fate/EXTRA CCC』に登場するアルターエゴクラスのサーヴァント。AI「BB」によって創造されたハイ・サーヴァントで、複数の女神の力を統合した英雄複合体として、月の聖杯戦争が行われる仮想空間SE.RA.PHに現れる。

メルトリリスのリラックスカット

性格

表面上は冷静で辛辣な物言いを崩さないが、内面には深い孤独と歪んだ愛情観を抱えている。生まれつき触覚がほとんど無いという体質から、他者との接触に積極的でありながら、自分を裏切らない「人形」だけを信頼するという矛盾した人格を形成した。

相手を対等な人間として扱うことを拒み、ただ愛を注がれるだけの存在であることを求める。恋愛対象には従順な一面を見せる反面、その他大勢に対しては嗜虐的にふるまう二面性を持つ。

メルトリリスのシリアスカット

能力

クラシックバレエの演目を戦闘動作に変換した「クライム・バレエ」を用い、液体状に変形する肉体を活かした攻撃を仕掛ける。もっとも警戒すべき力は、対象から経験値や技能を奪い取る「メルトウイルス」で、有機物・無機物・霊子体を問わず吸収の対象にできる。

複合された英雄の中でも、ギリシャ神話のアルテミス、旧約聖書のレヴィアタン、インド神話のサラスヴァティーの力を宿しており、精神干渉を弾く「女神の神核」によって常に完成された肉体を保っている。

エピソード

名前の「メルト」は英語で「溶ける」を意味するmeltに由来し、「リリス」はメソポタミア神話やヘブライ伝承に伝わる女性の悪霊の名から取られている。表記は『Fate/EXTRA CCC』では「Meltlilith」、『Fate/Grand Order』では「Meltryllis」に変更されている。

戦闘技の名は『ジゼル』『白鳥の湖』といったクラシックバレエの演目にちなんで名付けられており、優雅さと残酷さを併せ持つ彼女らしい意匠になっている。

ネタバレ

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『Fate/EXTRA CCC』では、月の聖杯戦争を戦う主人公と対峙し、その顛末は選択によって分岐する。倒された場合、彼女は「ただの、ひとりぼっちの女の子」であり、その恋は報われないと告げられて消滅し、直後に本性を現したBBとの最終決戦へとつながっていく。見逃された場合は主人公に感謝を告げるが、最終的には黒幕に力を吸収されてしまう。

のちに『Fate/Grand Order』の『深海電脳楽土SE.RA.PH』では、EXTRA CCCの世界からサルベージされた存在として再び現れ、当初は冷淡な態度を取りながらも、主人公との関わりを通じて次第に態度を軟化させていく。