概要
森近霖之助は、小説『東方香霖堂』を初出とする、幻想郷の魔法の森入口で古道具屋「香霖堂」を営む人妖(人間と妖怪のハーフ)。「道具の名前と用途が判る程度の能力」を持ち、外の世界から流れ着いた品を商いながら、幼なじみの霧雨魔理沙らのマジックアイテムも手掛けている。
性格
温厚で喧騒を嫌い、一人でいることを好む思考派。物事を深く考察するのが趣味で知識が豊富だが、理屈っぽく人を小馬鹿にしたような態度を取ることがあり敬遠されやすい一方、それを面白がる者からは親しまれる。原作者ZUNからは「商売人というより趣味人」と評されている。
蒐集癖が強く、店には非売品にしている品が非常に多い。
能力
能力は「道具の名前と用途が判る程度の能力」。未知の品物を見ただけでその正体と使い道を見抜くことができ、この力を活かして古道具屋を営む。
あわせてマジックアイテムを作り出す高度な技術を持ち、霧雨魔理沙が使うミニ八卦炉や、博麗霊夢の巫女服なども霖之助が製作したものとされる。
活躍
店には人間・妖怪を問わず客が出入りし、修理や改良の依頼も引き受ける。霊夢や魔理沙は客というより始終入り浸る常連で、霖之助にとっても気の置けない相手になっている。
特に魔理沙とは、彼女が実家「霧雨店」で修行していた霖之助のもとに物心つく前から通っていたという縁があり、やんちゃな魔理沙をたびたび気にかけてきた。
エピソード
店名「香霖堂」の由来は、「森近」が魔法の森の近くを、「霖」が「霧雨」と「森」を組み合わせた字を、「香(こう)」が「神(こう)」に通じ神社を連想させる語呂になっているとされる。
初出の小説『東方香霖堂 〜 Curiosities of Lotus Asia.』は、公式設定資料『幻想郷縁起』の記述を補完する一次資料として位置づけられており、幻想郷の道具や外の世界とのつながりを掘り下げるエピソードが多く描かれる。