概要
苗木誠は、『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』を第1作とするシリーズの主人公。特筆した才能を持たない平凡な高校生でありながら、抽選で選ばれる特別枠「超高校級の幸運」として名門・希望ヶ峰学園78期生に入学する。閉ざされた学園で仲間の死をめぐる学級裁判に挑み、持ち前の前向きさで仲間を励まし続ける。
性格
引っ込み思案で目立たない性格だが、本人いわく「人よりすこしだけ前向きで諦めが悪い」ことが数少ない取り柄。お人好しで心優しく、平和主義な常識人として、才能もクセも強烈な同級生たちに対しても分け隔てなく接する。一人称は「ボク」。
年頃の男子にしては小柄な体格を自分でも気にしているが、それを卑屈さに変えず、むしろ地道な粘り強さで補おうとするところに彼らしさがある。
能力
特別な戦闘力や専門技術は持たないが、学級裁判では現場に残された手がかりや同級生たちの証言を丁寧に読み解き、矛盾を突き止める高い推理力を発揮する。相手の発言の食い違いを指摘する際の決め台詞「それは違うよ!」は、彼を象徴するフレーズとして知られる。
活躍
入学当初から一貫して他の生徒たちに寄り添い、疑心暗鬼になりがちな学園生活の中でも仲間を信じる姿勢を崩さない。特別な後ろ盾もない平凡な少年でありながら、次々と起こる事件をめぐる学級裁判では、現場の状況や証言の矛盾を粘り強く追及して真相にたどり着き、エリート揃いの同級生たちからも次第に頼られる存在になっていく。
エピソード
苗木は、平均的な学生の中から抽選で選抜される特別枠「超高校級の幸運」として希望ヶ峰学園に入学した経歴を持つ。ただし日頃はツキに恵まれないことが多く、モノクマからは「超高校級の不運」とからかわれることもある。
頭頂部で左に曲がった一房のアホ毛と、黒のブレザー学生服にスカル柄のパーカーを重ねた服装がトレードマークとして描かれる。
ネタバレ
クリックして表示
苗木たちが入学直後に閉じ込められた学園生活は、モノクマが仕組んだ「殺し合い」であり、生徒たちは外界を襲った大災害「ザ・トラジディ」から逃れるために自ら学園に立てこもっていたことが、物語の中盤で明らかになる。度重なる学級裁判の果てに、事件の黒幕は生徒の一人である江ノ島盾子だったことが判明する。
絶望に抗い続けた苗木は、やがて周囲から「超高校級の希望」と呼ばれる存在になる。続編にあたるアニメ『ダンガンロンパ3』未来編では、絶望の残党をかばったことで濡れ衣を着せられ窮地に立たされるが、最終的には洗脳計画を阻止し、再建された学園の学園長を務めるまでに至る。