ダンガンロンパ

七海千秋

ななみ ちあき

オールジャンルを制覇する、いつも眠たげな超高校級のゲーマー。

コントローラーを握れば誰より頼れる相棒になる、少し眠たげな瞳の奥に、確かな正義感を秘めた少女。

  • 茶髪
  • ミディアムヘア
  • ピンクの瞳
  • ヒロイン
  • ゲーマー
七海千秋のフィギュア
七海千秋のカバー画像

概要

『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』に登場する、超高校級のゲーマー。絶海の孤島ジャバウォックパインに集められた16人の一人として、突如始まる「殺し合い」の中で学級裁判に参加する。あらゆるジャンルのゲームに精通し、眠たげでマイペースな態度の裏に鋭い観察眼と強い正義感を持つ。

七海千秋のリラックスカット

性格

常にどこか眠たげで、緊迫した場面でも取り乱すことはない。頭の中で話をまとめてからでないとうまく話せない性分で、「えっと」「~と思うよ」と一呼吸置いてから発言する。

ゲームの話題になると人が変わったように饒舌になり、集中すると周りが見えなくなるほどだが、気を抜けばすぐに立ったまま眠ってしまう。一方でひな祭りの由来のような一般常識には疎く、そのちぐはぐさが親しみやすさにもなっている。

挑発にはめったに乗らない冷静さを持つが、知性を見くびられたときだけは容赦なく「時間の無駄だった」と切り捨てる、刺々しい一面ものぞかせる。

七海千秋のシリアスカット

能力

肩書きどおり、ゲームと名のつくものならあらゆるジャンルに精通し、一度プレイした内容はほぼ完璧に記憶して語ることができる。この知識は単なる趣味にとどまらず、事件の状況をゲームのルールになぞらえて読み解く独自の推理法として発揮される。

学級裁判では鋭い観察眼と論理的な推論で議論の要所要所にヒントを示し、狛枝凪斗と並ぶ得点源として頼りにされる。議論を勝ち抜くと「チートコード」というスキルを習得でき、弱点箇所への攻撃を外してもペナルティを受けなくなる。

活躍

日向創をはじめとする級友たちと共に、次々と起こる事件の謎に挑んでいく。

第2章では、かつて自分が遊んだ『トワイライト症候群』というゲームの知識から事件解決の糸口を示し、第4章ではファンハウス内の仕掛けを構造的に読み解くなど、各章の学級裁判で重要な手がかりを提供し続けた。

裁判のない時間には、朝からホテルロビーで据え置きゲームに没頭する姿がたびたび見られる一方、ビーチパーティーや花火祭など、級友が主催するイベントにも顔を出している。

エピソード

生みの親である小高和剛は、それまでの支援役タイプとは一線を画す「理想の女性像」として七海を設計した。キャラクターデザインを手がけた小松崎類は、当初は作中で最も背の高いキャラクターとして構想していたという。

CVを務める花澤香菜はスケジュールの確保が難航し、七海の全セリフをたった1日で録り終えて次の現場へ向かったという逸話が伝わっている。演じた本人は七海について「クラスの中で目立つタイプではないが、強い正義感を持つ人物」と評している。

作品を通じて高い評価を受けたキャラクターで、海外メディアのシリーズキャラクターランキングでもたびたび取り上げられるほか、公式人気投票でも上位の常連となっている。

ネタバレ

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実は、参加者たちが目にする「七海千秋」は生身の人間ではない。ジャバウォックパイン島は、かつて絶望に染まった希望ヶ峰学園77期生を更生させるための仮想現実「新世界プログラム」であり、そこに現れる七海は、生存者たちの集合意識が亡き級友を求めたことで、Alter Ego(不二咲千尋が遺したプログラム技術)が姿と人格を再現して作り出したAIだった。彼女はモノミと共に参加者を監視する「裏切り者」としてプログラムに組み込まれており、正体を明かすことを固く禁じられていた。

狛枝凪斗が「裏切り者」を暴こうとした末に命を落とした事件をきっかけに、日向創が七海の隠していた観察日誌を発見する。追い詰められた七海は自らに課された制約を意志の力で乗り越え、真実を語った。しかしその直後の学級裁判で裏切り者として告発され、モノクマ(正体は江ノ島ジュンコの分身Alter Ego)によってゲーム風の演出のもと処刑されてしまう。

この「七海千秋」のモデルとなった本物の少女もまた、希望ヶ峰学園77期の学級委員であり、超高校級の「ゲーマー」の本来の持ち主だった。孤立しがちだった級友たちをゲームで結びつけ、公園で出会った日向創とかけがえのない友情を育んでいたが、江ノ島ジュンコが引き起こした「絶望」事件のさなか、記憶を失った日向(イズル・カムクラ)や洗脳された級友たちの間で級友を救おうと奮闘した末、トラップに命を落としている。

新世界プログラムの最終局面では、現実に戻ることをためらう日向の前に幻となって現れ、その決断をそっと後押しした。