概要
七海建人は、『呪術廻戦』に登場する一級呪術師。東京都立呪術高等専門学校の卒業生で、一度は一般企業に就職しながらも呪術師に復帰した異色の経歴を持つ。冷静沈着な「大人オブ大人」として、後輩の虎杖悠仁を指導する立場でもある。
性格
「事実に即して己を律する」を信条とする、冷静で理知的な人物。感情に流されず物事を俯瞰的に捉える一方、その素っ気ない態度の裏には強い人情味と責任感を秘めている。
呪術師という仕事に対しても常にドライな姿勢を崩さず、割り切った物言いをすることが多いが、後輩たちの成長を静かに見守り、要所では惜しみなく力を貸す面倒見の良さを持つ。
能力
術式は十劃呪法。対象を7:3の比率で分割した点に強制的に弱点を生み出す術式で、生物・無機物を問わず作用する応用範囲の広さを誇る一方、身体を変化させる相手には効きにくいという弱点も持つ。
自らに「時間外労働をしない」という縛りを課し、普段は呪力を80〜90%程度に抑えているが、就業時間を過ぎると呪力の制限が解け、右手にネクタイを巻きつけて本来の力を発揮する。拡張術式瓦落瓦落は周囲の建造物を巻き込んで呪力を叩き込む広域高火力の技。
活躍
学生時代に友人灰原雄を亡くし、慕っていた先輩夏油傑の変貌にも直面したことで呪術師という仕事に嫌気が差し、卒業後は一時的に証券会社へ就職する。しかし会社員として消耗する日々の中、ふとした呪霊祓いを通じて「人に必要とされる」ことの手応えを再確認し、呪術師として現場に戻る。
復帰後は一級呪術師として活動しながら、後輩の虎杖悠仁の指導役を務め、「ナナミン」の愛称で親しまれる。合理的で頼れる先輩として、多くの後輩から信頼を寄せられている。
ネタバレ
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渋谷事変において、七海は呪霊陀艮との戦闘で上半身の左半分を焼かれ、瀕死の重傷を負う。それでもなお改造人間と戦い続けるが、真人に不意を突かれ、術式「無為転変」によって上半身を破壊されてしまう。
最期に虎杖へ「後は頼みます」という言葉を託して息を引き取る。その死は虎杖をはじめとする後輩たちに大きな影響を与えることになる。