概要
フォスフォフィライトは、市川春子の漫画『宝石の国』の主人公。月から来る敵「月人」と戦う宝石の体を持つ生命体「宝石」たちの中で最年少、硬度3.5と最も脆い体を持ち、戦闘にも他の仕事にも向かないと見なされていた。物語の始まりで、初めて「博物誌編纂」という仕事を任される。
性格
思ったことをためらわず口にする素直な性格で、好奇心の赴くまま無鉄砲な行動を取っては騒動を起こし、周囲を振り回すトラブルメーカーでもある。一方で仲間思いで優しく、他の宝石にはない柔軟な考え方を持つ人物として、教師である金剛先生からは「優しい子」と評されている。
能力
宝石という種族の特性として、他の鉱物との親和性が高く、失った体の部位を別の物質で補うことができる。ただしこの補填には、自分の記憶の一部を失うという重い代償が伴う。
活躍
硬度が低く戦闘に向かないため長らく仕事を持てずにいたが、物語の始まりで金剛先生から「博物誌編纂」の仕事を任され、まだ知られていない生物や記録の収集に奔走するようになる。度重なる戦闘や事故で体の一部を失っては、その都度異なる鉱物で補われていく。
ネタバレ
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幾度も体の一部を失い、異なる鉱物で置き換えられていく過程で、フォスの外見と人格は大きく変容していく。足、腕、髪、そして頭部までも失って補完を重ねた末、地上でひとり長い年月を過ごしたフォスは、宝石とも人ともつかない、神仏を思わせる穏やかな存在へと姿を変える。最終的に自らを「人間と新たな無機生命体の狭間の存在」と称するに至り、これまで誰も成し得なかった月人との対話に挑むことになる。