概要
ラニは、フロム・ソフトウェアのアクションRPG『ELDEN RING』に登場する魔女。カーリア王家に連なる「月の王女」で、氷雪の魔術を操るデミゴッド(半神)である。物語序盤には「魔女レナ」という別の姿で現れ、やがて主人公を独自の目的へと導く重要な依頼主となる。
性格
古風な言葉遣いと貴族的な超然とした振る舞いを崩さない、神秘的で知的な人物。企みや謀略に対しては驚くほど寛容で、目的のためなら手段を選ばない冷静さを持つ。一方で、力を示した相手には静かな敬意と信頼を寄せる度量も併せ持っている。
能力
氷雪の魔術を得意とし、冷気をまとった数々の魔術を操る。人形めいた小柄な姿の内側に強大な力を秘めており、配下には鍛冶師のイジー、半狼の騎士ブライヴ、魔術教授セルブスという頼れる従者たちが控えている。
活躍
物語の序盤、夜のエレの教会に「魔女レナ」という少女の姿で現れ、主人公に霊呼びの鈴を授ける。その正体を明かすのはリエーニエにある「ラニの魔術師塔」で、カーリアの城館を攻略した先にたどり着く。彼女に仕える道を選んだ主人公は、永遠の都ノクローンに眠る秘宝「指殺しの刃」を探し出して届け、さらに破滅の影を打ち倒すよう求められる。星砕きラダーンの撃破もまた、この依頼を進めるうえで欠かせない出来事の一つとなる。
エピソード
従者のブライヴは狼の姿を持つ忠実な騎士で、ラニの目的のために各地で主人公に協力する。セルブスは新たな弟子を求める怪しげな魔術教授、イジーは彼女のために武具を鍛える鍛冶師で、いずれもそれぞれ独自のエピソードを持つ。
ネタバレ
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かつてラニは、女王マリカの後継候補となり得る神人(エンピリアン)の一人だった。しかしその運命を拒み、死のルーンの欠片を用いて自らの肉体を絶ち、魂だけの存在となって「雪の魔女」を模した人形の身体に宿ることを選んだ。
彼女が最終的に目指すのは、黄金律に代わる、星と月と冷たい夜に基づく新たな秩序である。依頼を最後まで果たした主人公は、やがてその伴侶となり、「星の世紀」と呼ばれる結末を共に迎えることになる。