ポケットモンスター

レッド

れっど

山にこもった、初代随一の寡黙な最強トレーナー

語る言葉は持たずとも、積み重ねた強さがその名を語り継がせる。

レッドのフィギュア
レッドのカバー画像

概要

レッドは、『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』に登場する主人公。マサラタウン出身の少年で、オーキド博士からポケモンを譲り受けて旅立ち、悪の組織ロケット団を打倒してポケモンリーグを制覇する。殿堂入り後は消息を絶ち、後の『金・銀』シリーズではシロガネ山にこもる最強クラスのトレーナーとして再登場する。

レッドのリラックスカット

性格

物を調べたときのモノローグには、いたずらっぽく声を弾ませたり茶目っ気を見せたりする場面が多く、根は好奇心旺盛でやんちゃな少年であることがうかがえる。幽霊の噂が絶えない塔や真っ暗な洞窟、険しい山道にも臆せず踏み込み、得体の知れない犯罪組織にも自らの意思で立ち向かうなど、年齢に見合わぬ肝の据わった行動力を見せる。

一方で他人との会話はほとんどなく、周囲から「無口な方ですね」と評されるほど寡黙。殿堂入り後は誰にも行き先を告げないまま姿を消しており、その徹底した無言ぶりが数々の憶測を呼ぶことになる。

レッドのシリアスカット

能力

御三家(フシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメ)のいずれか1匹を相棒に選び、道中で出会うポケモンたちを育て上げてチームを編成する。野生や贈呈で入手できるポケモンだけで四天王やチャンピオンを打ち破るほどの実力を身につけ、その手腕は歴代主人公の中でも屈指と評される。

再登場するシロガネ山では、ピカチュウ・エーフィ(後にラプラス)・カビゴン・フシギバナ・リザードン・カメックスという高レベルの布陣で待ち構えており、現役のチャンピオンさえ上回るとされるほどの強さを誇る。

活躍

各地のジムでバッジを集めながら、ポケモン図鑑の完成を目指して旅を続ける。その道中、ヤマブキシティのシルフカンパニーを占拠していた秘密結社ロケット団の企てを阻止し、正体を隠してトキワジムのリーダーを務めていたロケット団のボス・サカキを打ち破って組織を解散に追い込んだ。

四天王を次々と撃破してポケモンリーグを制覇し、殿堂入りを果たす。しかしその後は家族にも一切連絡を絶って姿をくらまし、以後の作品ではシロガネ山にこもる伝説的な強豪トレーナーとして、新たな主人公たちの前に立ちはだかることになる。

エピソード

テレビアニメ『ポケットモンスター』の主人公・サトシはこの主人公をモデルにしたキャラクターだが、格好は青いジャケットで、性格も含めて別人格の存在として扱われている。放送開始当初はゲーム版主人公の公式表記が一時的に「サトシ」だった時期もあった。

漫画『ポケットモンスターSPECIAL』にも「レッド」の名で登場するが、よく喋る快活な性格で独自の物語が展開されるなど、ゲーム版とは異なる人物として描かれる。2013年のアニメスペシャル『ポケットモンスター THE ORIGIN』では竹内順子が声を担当し、『赤・緑』のストーリーがほぼ忠実にアニメ化された。

対戦格闘ゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズには「ポケモントレーナー」として参戦し、本人は直接戦わずゼニガメ・フシギソウ・リザードンを繰り出して戦う。