概要
レゼは、東京のカフェ「二道」で働きながらデンジに接近する謎めいた少女。その正体は、悪魔の間でボムと呼ばれる爆弾の悪魔と融合した武器人間で、身寄りのない子供を実験体にしていたソ連の施設出身。チェンソーマンの心臓を狙う暗殺者として送り込まれていた。
性格
表面的には天真爛漫で人懐っこく、あどけない下ネタを好むいたずらっぽい一面を見せる。その一方で任務にあたる際は驚くほど冷静沈着で、年齢に見合わない大人びた判断力を覗かせる。デンジへの好意は隠しきれず、彼を前にするとしばしば頬を赤らめる。
能力
首に着けたリング状の金具は手榴弾のピンを模しており、これを引き抜くことで爆弾の悪魔への変身が発動する。変身後は頭部が航空爆弾のような形状に変わり、腕は導火線と化し、ダイナマイトを連ねたエプロンをまとって多彩な爆発技を繰り出す。ソ連の工作員として鍛え上げられた生身の格闘技術も高いが、爆弾という性質上、水を浴びると威力が大きく落ちる弱点を持つ。
活躍
カフェ「二道」の店員としてデンジと出会い、映画に誘うなど束の間の交流を重ねる。距離を縮めた末に日本からの逃避行を持ちかけるが、拒まれたことをきっかけに本来の任務であるデンジの心臓の強奪へと動き出し、公安対魔特異課との激しい戦闘を繰り広げる。
エピソード
2025年公開の劇場版『チェンソーマン レゼ篇』では、テレビアニメ版でアクション演出を手がけた吉原達矢が監督を務め、原作のレゼ編を再構成して描いた。原作者・藤本タツキは、正体を隠した男女が距離を詰めていく本編の空気づくりについて、劇場アニメ『人狼 JIN-ROH』や実写映画『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』を作劇の下敷きに挙げている。
ネタバレ
クリックして表示
デンジに逃避行を拒まれたレゼは、公安の追跡者たちとの死闘の末に深手を負いながらも姿を消す。物語終盤ではマキマの力によって他の武器人間たちとともに公安対魔特異5課の一員として取り込まれたことが示唆されるが、その後の生死や消息は明確に描かれないまま、以後の展開に委ねられている。