概要
ロトムは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するでんき・ゴーストタイプのポケモン。プラズマでできた体を持ち、電子機器や家電製品に入り込んで姿と技を変化させる。第4世代『ダイヤモンド・パール』で初登場し、以降シリーズを通じて人間のそばで暮らすポケモンとして親しまれている。
性格
頭の軽い悪戯好きとして知られ、家電製品に取り憑いてお気に入りの服を焦がしたり、風呂を凍らせたりするなど、周囲を困らせる悪ふざけをすることが多い。一方で好奇心旺盛な一面もあり、電子機器の分析装置に搭載された個体は、知らない言葉や出来事に対して積極的に学び、反応する姿を見せる。
能力
体は100%プラズマで構成されており、特性「ふゆう」によって地面タイプの技を受け付けない。電線や電子機器の中に自在に入り込み、内部の回路を操ることで暴走や誤作動を引き起こすことができる。
オーブンレンジ・洗濯機・冷蔵庫・扇風機・芝刈り機といった家電製品に憑依すると、それぞれヒートロトム(ほのお)・ウォッシュロトム(みず)・フロストロトム(こおり)・スピンロトム(ひこう)・カットロトム(くさ)へとフォルムを変化させ、電気タイプに加えてもう一つのタイプと専用技を得る。
活躍
第4世代『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』で初登場して以降、フォルムチェンジの仕組みとともに人気を博した。第7世代からは携帯型の分析装置に取り憑いたロトム図鑑として登場する個体が現れ、トレーナーの案内役を務めるようになった。
アニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』シリーズでは、主人公サトシのロトム図鑑として物語に加わり、案内役にとどまらず、感情豊かな相棒として活躍する。
エピソード
『ロトム』の名前は、家電製品を意味するモーター(motor)の綴りを逆さにした造語とされる。ロトム図鑑は語尾に『〜ロト』をつけて話す独特の口調が特徴で、初登場時には『よロトしく、ボク、ロトム図鑑ロト!』と自己紹介する。理解できない言葉に出会うと『意味不明』と返す一方、知らない言葉を教えてもらうと以後の会話で使うようになるなど、経験を通じて成長していく描写もある。