ひぐらしのなく頃に

竜宮レナ

りゅうぐうれな

「かぁいい」を追いかける、無自覚な優しさを持つ雛見沢のヒロイン

ゴミ捨て場の宝物も、迷子の仔猫も、レナの目にはきっと同じくらい愛おしい。今日も「かぁいいよぉ」とだけ呟いて、そっと拾い上げる。

竜宮レナのフィギュア
竜宮レナのカバー画像

概要

竜宮レナは、07th Expansion制作のサウンドノベル『ひぐらしのなく頃に』に登場する雛見沢村の中学生。前原圭一が転校してきた際に真っ先に打ち解けた友人で、鬼隠し編をはじめ物語全体を通じて主要な役割を担うヒロインの一人。心優しく献身的な性格で知られる。

竜宮レナのリラックスカット

性格

普段はのんびりとした話し方で「〜かな?かな?」「〜だよ?だよ?」と語尾を重ねるのが癖の、ほんわかとした少女。困っている人を放っておけない献身的な性格で、転校してきたばかりの圭一の面倒を真っ先に見るなど、無自覚な善意のかたまりのような人物として描かれる。

かわいいものに目がなく、「かぁいいよぉ」と口にしながらゴミ捨て場で『宝物』を拾い集めるのが趣味。そのモードに入ると誰にも止められなくなる、ある種の一途さも持ち合わせている。一方で、普段の穏やかさとは裏腹に、怒らせると別人のように恐ろしい一面をのぞかせることもある。

竜宮レナのシリアスカット

能力

特技は料理で、その腕前は一級品と評される。観察眼と推理力にも優れ、村で起きる怪事件について鋭い洞察を見せることがあり、仲間内では『名探偵』とも呼ばれる。部活動のゲームでも駆け引きに長けた実力者として描かれる。

活躍

本名は竜宮礼奈(れいな)。幼い頃に父親の転勤で茨城県へ引っ越し、昭和57年に一家で雛見沢村へ帰郷した。過去の辛い経験を忘れて新しい自分になろうと、この頃から周囲に『レナ』と呼ばせるようになったという。

雛見沢に戻ってからは、東京から転校してきた前原圭一にいち早く声をかけ、園崎魅音をはじめとする部活動の仲間たちと親しく交流するようになる。持ち前の優しさと聡明さで仲間を気遣い、時に厳しい言葉で友人を諭す場面も見せる。

エピソード

「レイナ」から「レナ」への改名は、実母の不倫をきっかけに両親が離婚した過去と結びついているとされ、辛い記憶を断ち切って新しく生きようとする決意の表れとして語られる。

作品を象徴する持ち物として鉈を携えているイメージが強いが、原作でその場面が描かれる機会は実は少なく、こうした印象は漫画版やファンアートを通じて広まっていったものとされる。

ネタバレ

クリックして表示

レナを中心に描かれる罪滅し編では、父親が交際していた女性とその関係者による結婚詐欺の企みが明らかになる。父を守りたいという一心から、レナはこの企みに対して取り返しのつかない行動に出てしまい、その後の彼女を深く追い詰めていくことになる。この顛末は、鬼隠し編で描かれた疑心暗鬼の悲劇と表裏をなす、レナ自身の物語の核心である。