概要
セイバーは、『Fate/stay night』の第五次聖杯戦争で衛宮士郎が召喚したサーヴァント。剣に縁のある英霊が就く三騎士の一角で、全ステータスがバランス良く高く、冬木の聖杯戦争で最後まで勝ち残ってきた実績から「最優」と称される。サーヴァントは真名を知られることが弱点に直結するため、彼女は正体を伏せたまま、クラス名である「セイバー」と呼ばれることを選ぶ。その真名は、かつてブリテンを統べた騎士王アルトリア・ペンドラゴンである。
能力
セイバークラスのサーヴァントは、固有スキルとして対魔力(魔術への高い耐性)と騎乗(乗り物を操る能力)を備える。基本ステータスは筋力A・耐久B・敏捷B・魔力C・幸運Dとされ、魔力を除くほぼ全ての能力値で高水準を満たすことがクラス選定の条件になっている。作中では不可視の聖剣や、その鞘を武器・防具として用いる(詳細はアルトリア・ペンドラゴン項目を参照)。
活躍
衛宮士郎の契約サーヴァントとして彼を庇護しながら、第五次聖杯戦争を「セイバー」の名で戦う。戦闘面では終始「最優」の名に恥じない実力を示し、召喚直後にランサーの奇襲を退けた一戦は、シリーズを代表する場面として知られる。
エピソード
クラス名「セイバー」は剣を意味する英語だが、命名の背景には作者・奈須きのこが高校時代に遊んだメガドライブのシューティングゲーム『サンダーフォースIII』の武装名がある(ランサー・アーチャーなど他の騎士クラス名も同作由来)。ゲームシステム上、サーヴァントは真名を明かすことが弱点に直結するため、召喚直後のセイバーは自らの正体を伏せ、クラス名で呼ばれることを選ぶ。
同じセイバークラスに連なる姿として、聖杯の泥に穢された黒きセイバーオルタ、若き修行時代の可憐な姿であるセイバーリリィなどの派生バージョンが知られている。