概要
佐倉双葉は、『ペルソナ5』シリーズに登場する女性キャラクター。中学卒業後は学校に通わず自室に引きこもる生活を送っていたが、心の怪盗団と出会い、コードネーム「ナビ」としてハッキングによる情報支援でメンバーを支える一員になる。養父は喫茶店「ルブラン」を営む佐倉惣治郎。
性格
古代の歴史やSFにロマンを感じるネットオタクで、天才的なプログラミングの腕を持つ。他人が自分の部屋を勝手に片付けることを何より嫌うなど独特のこだわりを見せる一方、虚弱体質で、体力を使い果たすと数日間眠り続けてしまうこともある。
能力
パレス内の電子機器にハッキングで接続し、システムそのものを操作してしまう独自の力を持つ。怪盗団に加わってからはコードネーム「ナビ」として、戦況分析や敵の弱点把握など、現実世界とメタバースの両面から仲間を支える。ペルソナは書物になぞらえた「ネクロノミコン」で、UFOを思わせる姿を持つ。
活躍
中学を卒業して以降、自室に引きこもりがちな生活を送っていたが、ハッカー集団「メジェド」の創始者として偽名「アリババ」で怪盗団に接触し、その正体を探ろうとする。やがて怪盗団のメンバーたちと関わる中で、自らも変わろうとするきっかけをつかんでいく。
エピソード
養父の佐倉惣治郎が営む喫茶店「ルブラン」の2階が、双葉にとって長く自分の世界に閉じこもるための場所になっていた。仲間に加わった後は、パソコンとネット環境を駆使した情報収集力で怪盗団の作戦立案を支え続ける。
長年のネットライフで培った独特の言い回しも持ち味で、別れ際の「サラバダー」をはじめ、少年漫画のパロディ台詞を口にすることも多い。
ネタバレ
クリックして表示
双葉が引きこもるようになった原因は、中学生の頃に目撃した母・一色若葉の死にある。葬儀で読まれた「双葉のせいで育児ノイローゼになった」という遺書の内容に強い衝撃を受けたためだったが、実際には若葉の研究成果を狙う何者かによって意識を失わされた末の事故死であり、遺書の内容も双葉に罪悪感を植え付けるために仕組まれたものだったことが物語で明らかになる。
怪盗団は、双葉が「ここで死ぬ」と思い込んでいた自宅のピラミッド状のパレスに乗り込み、双葉自身の心が生んだ「影の双葉」と対峙させることで、この呪縛から彼女を解き放つ。以後、ペルソナ「ネクロノミコン」は仲間との絆を深めるにつれて「プロメテウス」へと覚醒していく。