概要
佐天涙子は、学園都市の柵川中学校1年生。初春飾利とは初春の入学以来の親友で、プライベートでも行動をともにする。特殊能力を持たない無能力者(レベル0)でありながら、都市伝説や噂話に目がなく、興味を持つと後先考えずに首を突っ込むトラブル体質の少女。
性格
明るく能天気で、流行や噂話に敏感な好奇心旺盛な性格。不思議なものを見ると考えるより先に近づいてしまうため、初春から「トラブルメーカー」と呼ばれることもある。
一方で、幼い弟の面倒を見てきた経験から刺繍や着物の着付けが得意な面倒見の良さも持ち合わせ、初春が風邪を引けば真っ先に見舞いに訪れる。人懐っこさで能力者・無能力者の垣根なく人と打ち解ける、器の広さも持ち味である。
能力
特殊能力の強さを示す判定では最低ランクのレベル0(無能力者)に位置づけられ、機械で測定できるような力は持たない。作中で一度だけ、「幻想御手(レベルアッパー)」と呼ばれる非合法な電子ドラッグの副作用により空力使い(エアロハンド)という能力が発現したことがあるが、その威力は木の葉を数枚動かせる程度にとどまる。
活躍
普段は柵川中学校の制服姿で学園都市の路上をぶらつき、初春とともに気になる噂を追いかけては、意図せず事件に巻き込まれることが多い。原作小説『とある魔術の禁書目録』ではゲスト的な立ち位置だったが、派生作品『とある科学の超電磁砲』では初春・御坂美琴・白井黒子と行動をともにする準レギュラーとして扱われ、物語の発端に関わる場面も少なくない。
エピソード
無能力者であることに人一倍強いコンプレックスを抱いており、能力者に対して憧れと劣等感が入り混じった複雑な感情を抱いている。そのコンプレックスにつけ込まれる形で、能力を強化すると噂される「幻想御手」に手を出してしまう出来事が、『とある科学の超電磁砲』序盤の大きな山場のひとつになっている。
初春とは挨拶代わりに相手のスカートをめくるのが日課という独特な間柄で、美琴と黒子は同学年ながら「お嬢様オーラ」に気後れして黒子に敬称を外せずにいるなど、人間関係の描写にコミカルな味を添えるキャラクターでもある。