概要
スカサハは、TYPE-MOONのゲーム『Fate/Grand Order』に登場するランサークラスのサーヴァント。ケルト神話・アルスター物語群に伝わる影の国の女王であり、槍術とルーン魔術の達人として数多くの英雄を育て上げた。中でもクー・フーリンの師として知られ、彼に魔槍ゲイ・ボルクを授けたことで名を残す。
性格
誇り高く、生まれながらの支配階級らしい王者の気質を備える。他者の資質を見抜く確かな眼を持ち、見込んだ相手にはスパルタ式の教育を施す教師気質の持ち主で、クー・フーリンへの指導も死と隣り合わせの過酷なものだった。
一人称は「私」だが、時に古めかしい「儂」を用いることもある。二千年以上を生きてきた影響で年齢をめぐる軽口を叩かれることが多く、年齢不相応な言動を弟子や周囲にたしなめられる場面もしばしば見られる。
能力
神代水準のルーン魔術「原初のルーン」と、槍兵として頂点に立つ技量を併せ持つ。長きにわたり人・神・亡霊を屠り続けたことで人間の枠を超え、死ぬことのできない半神に近い存在になってしまった代償を背負う。
代表的な宝具は、影の国から生まれた魔槍ゲイ・ボルク・オルタナティブ「貫き穿つ死翔の槍」。二本の魔槍を用い、一本目で敵を空間ごと縫い留め、二本目で確実に仕留める対人宝具として知られる。ほかに、影の国そのものへ通じる門を開く対軍宝具「死溢るる魔境への門」も持つ。
活躍
『Fate/hollow ataraxia』の回想シーンで存在が言及された後、2015年12月9日の『Fate/Grand Order』実装でシリーズに本格参戦した。物語では第1部第5章「アメリカ神話大戦 E Pluribus Unum」で初めて姿を見せ、主人公マスターと関わりを持つようになる。
ゲーム内では★5ランサーとして、神霊への特攻を持つ「神殺し」や高い自己バフ性能を備え、高難度クエストで頼れる戦力として扱われる。夏の水着イベントでは霊基を変質させたアサシンクラスの姿でも実装された。
エピソード
生前は「影の国」の女王として、クー・フーリンのほかフェルディアら複数の弟子に槍とルーン魔術を仕込んだ。稽古は死線をくぐらせる苛烈なものだったと伝わる。
FGOでのデザインは紫の全身タイツに覆面という際立った意匠で知られ、開発側からイラストレーターへの発注は「エロくしてくれ」という指示だったと語られている。再臨段階が進むごとに覆面や防具が外れていき、最終再臨では黒いベールと肩掛けの外套をまとった姿になる。
ネタバレ
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第1部第5章では当初、敵対するケルト陣営の一員として召喚されていたが、変わり果てた姿の教え子と対峙したことをきっかけに陣営を離れ、主人公たちに協力する道を選ぶ。