概要
四季映姫・ヤマザナドゥは、彼岸の是非曲直庁に勤める閻魔(ヤマ)。「四季映姫」が個人名で、「ヤマザナドゥ」はヤマ(閻魔)と理想郷を意味するザナドゥを組み合わせた役職名にあたる。十王の下で幻想郷を担当し、「楽園の最高裁判長」「地獄の最高裁判長」とも呼ばれる。『東方花映塚』で最終面ボス兼プレイヤーキャラクターとして初登場した。
性格
非常に生真面目で、根っからの説教好き。仕事を離れたプライベートな時間まで幻想郷に出向き、道行く人間や妖怪をつかまえては善行を積むよう説いて回る。自身の中に絶対的な善悪の基準を持ち、判決に迷うことは無い。死者の弁明を聞く必要すら無いと考えるほど確信に満ちており、その姿勢は融通の利かなさにも映る。人間・妖怪を問わず敬遠される存在で、力の強い妖怪でさえ彼女の前では姿を隠すという。
能力
白黒はっきりつける程度の能力を持ち、物事の善悪を自身の基準で判定し、判決を下す。一度下した判決はどのような手段を用いても覆すことができない絶対的なものである。裁判の道具として、罪人の過去の行いをすべて映し出す手鏡「浄玻璃の鏡」と、罪状を記すと罪の重さに応じて重くなり、罰の回数を決定する笏「悔悟の棒」を用いる。
活躍
死神の小野塚小町が三途の川を渡らせてきた死者を、日々その庁舎で裁く。小町は映姫の部下にあたり、サボり癖のある彼女はしばしば叱責される一方、映姫を「四季様」と敬称で呼ぶ。裁判のほかにも無縁塚を訪れる人間・妖怪をつかまえて善行を説いて回るのが趣味で、プレイヤーキャラクターとして操作する場合は「幻想郷の住人がきちんと善行を積んでいるか見回っている」という設定が用意されている。
エピソード
書籍『東方求聞史紀』によれば、閻魔の多くはもともと地蔵だったとされ、漫画『東方三月精』でも小野塚小町の発言から映姫自身が元は地蔵であったことが確定している。見た目の印象から低身長と誤解されがちだが、実際には小町に次ぐ高身長だという。悔悟の棒は罪状を記す道具でありながら、近年はエコの観点から消去可能な素材に変更されたという小ネタも伝わる。