概要
シモンは、テレビアニメ『天元突破グレンラガン』の主人公。地下世界のジーハ村で穴掘り職人として育った少年で、小型ガンメン「ラガン」の操縦者として地上へ飛び出し、相棒カミナが結成した「大グレン団」のリーダーへと成長していく。
性格
物語序盤は気弱で引っ込み思案、周囲からは「穴掘りしか能がない」と侮られていたが、状況を冷静に見据えて的確な判断を下す資質はこの頃から片鱗を見せていた。一度ダメだと思い込むと徹底的に消極的になる一方、「できる」と確信した瞬間には周囲が驚くほどの勇気と粘り強さを発揮する、極端さを併せ持つ性格である。
カミナから託された「お前が信じるお前を信じろ」という言葉を胸に少しずつ自分を信じられるようになり、成長後は物腰の穏やかさを保ちながらも、戦いの場では熱く決断力に富んだ青年へと変わる。
能力
ラガン、のちにグレンラガンのパイロットとして、生命の意志そのものとされる「螺旋力」を極めて高い水準で発揮する。搭乗時に機体から放たれる緑色の光はこの力の象徴で、物語が進むにつれてその出力は際限なく高まっていく。
活躍
ジーハ村で落盤事故に巻き込まれた際、カミナの「大丈夫だから掘れ」という言葉を信じて掘り続け、生還を果たした経験を原点に持つ。地上へ出た後はカミナやヨーコらと「大グレン団」を結成し、獣人帝国の支配に立ち向かう戦いに身を投じる。
仲間たちとの旅を経てリーダーとしての信頼を集めるようになり、やがてキタンから大グレン団のリーダーの座を正式に引き継ぐ。
エピソード
「シモン」という名前は「下」に、相棒「カミナ」の名前は「上」に通じるよう対で設計されており、対照的な二人の関係性が名前の段階から表現されている。
物語中で叫ぶ決め台詞は、もともとカミナが口にしていたものをシモンが受け継いだ形であり、物語を通じたシモン自身の成長を象徴する場面としてたびたび描かれる。
ネタバレ
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序盤の激戦で盟友カミナを喪うという大きな喪失を経験し、その死は物語全体を通じてシモンの原動力となる。物語後半では、地上の生命に終焉をもたらす存在「螺旋王ロージェノム」を打倒して新政府の総司令官に就任するが、政治の混乱の末に部下ロシウのクーデターで戦犯として裁かれる転落も味わう。
最終決戦では宇宙的な敵アンチスパイラルとの戦いに挑み、想いを通わせたニアと結ばれるも、彼女はアンチスパイラルの一族としての宿命により結婚式の直後に消滅してしまう。全てを終えたシモンは総司令官の座を退き、ニアの指輪を手に、ふたたび「穴掘りシモン」として世界を旅する道を選ぶ。