概要
玉藻の前は、平安時代の伝承に伝わる九尾の狐の化身を起源とする『Fate』シリーズのキャラクター。『Fate/EXTRA』で初登場し、『Fate/Grand Order』ではキャスタークラスの恒常サーヴァントとして参戦する。半人半獣の姿で狐耳と尾を持ち、呪術と変化の術を操る。
性格
根はとことん人に尽くすことを望む、良妻願望の強い巫女呪術師。ギャル系の軽妙な口調とハイテンションな言動で場を明るくする一方、辛辣な毒舌と腹黒さも隠さない。
恋人募集中を公言し、マスターの浮気を疑うと据わった目で物騒な発言を飛ばすなど、愛情表現の振れ幅が大きいのも持ち味である。
能力
生前に培った呪術を武器とし、自身の肉体を触媒に炎・氷・風の高位の術を編み上げて対魔力すら貫通させる。姿形を自在に変える変化の術も持ち、かつて宮中では老若男女に化けていたという。
宝具は水天日光天照八野鎮石(すいてんにっこうあまてらすやのしずいし)。アマテラスの八咫鏡の伝説に由来する鏡形の対軍宝具で、本来は死者すら蘇らせる冥界の神宝『玉藻鎮石』を一時的に解放したものだが、現在の玉藻ではその全力を引き出せておらず、味方のスキルチャージ短縮・NPチャージ・HP回復といった支援効果にとどまる。
活躍
『Fate/EXTRA』では月の聖杯戦争を戦う主人公を支えるキャスタークラスのサーヴァントとして登場し、後継作『Fate/EXTRA CCC』にも続投した。2015年には『Fate/Grand Order』のハロウィンイベント『歌うカボチャ城の冒険』で参戦し、以降は恒常サーヴァントとしてカルデアの一員に加わっている。
第四特異点ロンドンでは坂田金時としばしば行動を共にするが、彼の起こす静電気で毛並みが傷むため密かに苦手にしている。清姫・紅閻魔・刑部姫とは恋バナに花を咲かせる間柄で、『ダメな主婦』設定が重なるメディアとはポジションを巡るライバル関係にあるとされる。
エピソード
『Fate/EXTRA CCC』の物語で、玉藻の前は自身の尾を8本切り離し、独立した存在として送り出したという設定を持つ。バーサーカーの玉藻キャットやライダーの玉藻アリアは、いずれもこの『玉藻九尾』の一体であり、玉藻の前本人とは別人格の派生キャラクターとして扱われる。
学生服姿の玉藻JK、『Fate/EXTRA CCC』初登場の私服春色の現代服、黒いメイド服のテイルメイド・ストライクverは、いずれも玉藻の前本人の別衣装として公式に描かれている。