概要
ティナ・ブランフォードは、『FINAL FANTASY VI』の主人公格として物語の中心に立つ魔導戦士。幻獣と人間の間に生まれ、幼くしてガストラ帝国に捕らえられ、自我を封じられた兵器として利用されていた過去を持つ。
性格
長らく感情を抑え込まれて育ったため、物語序盤は自分の心の在り方が分からず、他人との距離の取り方にも戸惑いを見せる。「愛するとはどういうことか」を繰り返し自問しながら、旅の中で少しずつ人間らしい感情を取り戻していく。
生き物の心の気配を敏感に感じ取る性質があり、それに基づいて相手の本質を見抜くこともある。悩み深い一方で、時折年相応の少女らしい一面ものぞかせる。
能力
剣と魔法の双方を高いレベルで扱える魔導戦士で、習得できる魔力は仲間内でも屈指。炎系魔法を中心に強力な攻撃魔法を使いこなし、回復魔法の腕も確か。武器・防具の装備適性も広く、肉弾戦でも第一線で戦える万能さを持つ。
固有コマンド「トランス」を発動すると、全身が変じて幻獣の力を解放した姿になり、物理・魔法の攻撃力と防御力が大幅に上昇する。発動には戦闘中に蓄積するゲージが必要で、習得した魔法の量に応じて溜まりやすくなる。
活躍
ガストラ帝国の魔導戦士として登場し、洗脳を解かれたのちは帝国からの離反者として、そして幻獣界と人間界の橋渡し役として、世界を揺るがす戦いの中心に身を置く。仲間たちと共に、自身の出生の秘密や失われた過去と向き合いながら旅を続ける。
物語後半、世界が大きな災厄に見舞われたあとも、彼女は仲間たちを探し、再び立ち上がる意志を示す。
エピソード
本作のイラストを手がけた天野喜孝のお気に入りキャラクターとして知られる。魔導と幻獣という本作の核となる設定を体現する存在として、企画段階から物語の中心に据えられた。
ネタバレ
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ティナは、人間の女性マドリーヌと幻獣界の住人マディンの間に生まれた、人間と幻獣のハーフである。幻獣界で生まれるはずだったが、赤子の頃にガストラ皇帝の幻獣界侵攻に巻き込まれて連れ去られ、以後は「操りの輪」で自我を封じられたまま魔導兵器として育てられた。
物語中盤、ケフカ率いる帝国軍のナルシェ侵攻の際、氷漬けにされていた幻獣との共鳴によって力が暴走し、初めてトランスの姿を見せる。その後、実の父マディンや仲間たちの呼びかけに応えることで、自らの力をコントロールできるようになる。
世界崩壊後の展開では、彼女を仲間に加えなくてもゲームをクリアすることは可能だが、エンディングには必ず駆けつけて姿を見せ、人間としての幸福を得た様子が描かれる。