概要
トールは、漫画・アニメ『小林さんちのメイドラゴン』に登場するドラゴン。異世界のドラゴン勢力「混沌勢」に属する上位個体で、魔法によって人間の姿に変身し、命の恩人である小林さんの家にメイドとして住み込んでいる。見た目は可憐なメイド姿だが、中身はドラゴンゆえに本来は人間を格下に見ている。
性格
小林さんに対しては種族や性別を超えた一途な愛情を抱いており、彼女のためなら労を惜しまない献身家。明るく物腰柔らかで気配り上手な一方、生真面目で几帳面、綺麗好きという一面も持つ。ドラゴンとして人間を「劣等種」と見下す発言をすることもあるが、律儀でどこか憎めない性格から、近所の商店街でも人気者になっている。デパートなど大きな施設は「人間の城」に似ているため、実は苦手にしている。
能力
本来の姿は二本の角と緑色の鱗、コウモリのような二枚の翼を持つドラゴンで、ブレスによる中遠距離攻撃を主な武器とする。台風程度なら自力で消し去れるほどの規格外の力を持ち、混沌勢の中でも上位クラスの実力者として扱われている。
人間態でも竜としての力は健在で、炎のブレスやレーザービーム、人外級の身体能力を発揮できるほか、魔法を用いた自称「48のメイド技」を使いこなす。料理の腕にも優れ、小林さんが働くメイド喫茶では調理も担当している。
活躍
元の世界では「混沌勢」の中核として戦いに従事していたが、ある戦いで背中に神剣を突き刺され重傷を負い、逃れた人間界の山中で死を待つばかりとなっていた。そこへ酔っ払って迷い込んできた小林さんが、その場の勢いで神剣を引き抜いたことで一命を取り留める。この恩義に報いるため、トールは人間のメイドに姿を変えて小林さんの家に住み込み、身の回りの世話を始めることになった。
同居するドラゴンの少女カンナとは姉妹のように仲が良く、後に居候するようになるエルマとは当初犬猿の仲だったが、本心をぶつけ合ったすえに和解している。
ネタバレ
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物語が進むと、混沌勢の頂点に立つ「終焉帝」ダモクレスがトールの父親であることが明かされる。人間界に姿を現したダモクレスはトールを故郷へ連れ戻そうとするが、小林さんの説得を受けて矛を収め、ひとまず異世界へ撤退していく。