魔法少女まどか☆マギカ

巴マミ

ともえ マミ

マスケット銃とリボンを操る、頼れる先輩魔法少女

紅茶の香りが漂う放課後、彼女はいつも通り微笑んでいた。強さの裏にある孤独に、まだ誰も気づいていなかった。

  • 金髪
  • 縦ロール
  • 黄色い瞳
  • 魔法少女
  • ヒロイン
巴マミのフィギュア
巴マミのカバー画像

概要

巴マミは『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する見滝原中学校3年生の魔法少女キュゥべえと契約したベテランとして鹿目まどか美樹さやかの前に現れ、面倒見の良い先輩として魔女狩りの手ほどきをする。リボンを変形させたマスケット銃を武器に、必殺技「ティロ・フィナーレ」で戦う実力者だが、その頼もしさの裏には年相応の孤独と不安が隠れている。

巴マミのリラックスカット

性格

常に落ち着いた物腰で他人を苗字に「さん」付けで呼ぶ、面倒見の良いお姉さん的な存在として振る舞う。後輩の魔法少女には手本を示し、危なげなく戦いをこなしてみせる。

その一方で、実際は年相応の少女に過ぎず、ひとりで魔女と戦い続けてきた孤独感や不安を内側に抱えたまま無理をして気を張っていた。紅茶を淹れてお菓子を楽しむ時間を好み、束の間の安らぎを大切にしている。

巴マミのシリアスカット

能力

固有の魔法はリボンを操る拘束魔法で、これを変形させて古風なマスケット銃を何丁も生み出し、次々と乱射する戦い方を得意とする。技を放つ際にイタリア語で名前を叫ぶのが特徴で、リボンで敵を縛り上げる「レガーレ・ヴァスタアリア」、身を守る防御バリア「絶対領域」などを使いこなす。

最大の切り札は、無数の銃身を束ねた大砲を呼び出して一斉射撃する必殺技「ティロ・フィナーレ」。ソウルジェムはオレンジ色で、頭部右側の花飾りに宿っている。

活躍

第1話、魔女ゲルトルートに襲われていた鹿目まどかと美樹さやかを颯爽と救出し、二人に魔法少女や魔女狩りの仕組みを教える先輩として立ち回る。ベテランらしい落ち着いた戦いぶりで見滝原市の魔女退治をほぼ一人で担ってきた実力を見せ、まどかたちにとって頼れる道しるべとなる。

エピソード

姓の「巴」は渦を巻く紋様を表す漢字で、名前の「マミ」自体に特定の由来は明かされていない。

ゲルトルートを撃退した直後、まどかたちを前に紅茶を淹れて一息つく場面は、制作陣の発案によるものとされる一幕で、戦いの合間の静かなひとときを好む彼女らしさを印象づけている。

ネタバレ

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第3話、お菓子の魔女シャルロッテとの戦闘中、仲間ができた喜びに気を緩めた隙を突かれ、頭部を食いちぎられてあっけなく死亡する。物語序盤で最も頼りにされていた先輩魔法少女が呆気なく命を落とすこの展開は、魔法少女であることの過酷さを視聴者に突きつける、シリーズを象徴する転換点となった。

この唐突な最期から、ネットスラング「マミる」(無惨な死に方をすることを指す言葉)が生まれ、『現代用語の基礎知識』2012年版にも掲載された。劇場版『[新編]叛逆の物語』など一部の外伝作品では、改変された時間軸や記憶の中で本編とは異なる結末を迎える巴マミの姿も描かれる。