VOCALOID

弱音ハク

よわね はく

打ちひしがれたDTM初心者から生まれた、初音ミクの人気二次創作キャラクター

誰にも聴かせられなかった歌が、いつしか多くの人の手で歌われるようになった。

弱音ハクのフィギュア
弱音ハクのカバー画像

概要

弱音ハクは、初音ミクの二次創作から生まれたキャラクター。「初音ミクを買ったものの使いこなせず、打ちひしがれる初心者」という自虐的なコンセプトを起源に持ちながら、ファンの創作を通じて音楽好きの人気キャラクターへと育っていった。

弱音ハクのリラックスカット

性格

誕生当初は、理想と現実のギャップに打ちひしがれた自虐的・悲観的なキャラクターとして描かれていた。やつれた表情や目の下のクマは、その名残を今に伝えている。

多くの創作を経るうちに人物像は大きく広がり、内向的ながらも音楽への情熱を秘めた、明るく親しみやすいキャラクターとして描かれることが増えていった。二次創作の中では、頼れる姉貴分として振る舞う姿も定着している。

弱音ハクのシリアスカット

能力

公式のボーカロイド製品ではなく歌唱ソフトそのものではないため能力は一貫していないが、ファンの創作の中では歌唱力に加えて、ギター・ベース・ドラムなど複数の楽器を弾きこなすマルチプレイヤーとして描かれることが多い。3DCGソフト「MikuMikuDance」のモデルでは、他キャラクターより大柄な体格を活かしたダンスパフォーマンスでも知られる。

エピソード

誕生は2007年11月21日、イラストレーターのCAFFEINが投稿した1枚のイラストにさかのぼる。当時2ちゃんねるの初音ミクスレッドで語られていた「初音ミクを購入したものの、技術も才能もなく使いこなせない初心者DTMer」というネタが元になっており、名前の「弱音ハク」も「弱音を吐く」の語呂合わせに由来する。

左腕には「DTM」の文字が描かれ、疲れた表情とクマが初期設定の名残を今に伝える。誕生当初の悲観的なキャラクター像は、多くのユーザーによる二次創作を経て次第に明るいものへと変化していった。

2024年12月には、UTAU音源として正式にリリースされている。