Fateシリーズ

虞美人

ぐびじん

項羽ただひとりに捧げる、氷のような貴妃

剣に合わせて舞ったあの夜から、彼女の心は一人の英雄だけを想い続けている。

虞美人のフィギュア
虞美人のカバー画像

概要

虞美人は、『Fate/Grand Order』に登場するアサシンクラスのサーヴァント。秦末の武将・項羽の寵姫として知られる中国の伝承上の人物で、垓下の戦いで項羽が詠んだ詩に合わせて舞い、後を追って命を絶ったと伝えられる。宝具は自らの肉体を放棄して呪詛の異常気象を巻き起こす「呪血尸解嘆歌」。

虞美人のリラックスカット

性格

表向きは無気力に見えるが、内面には人間そのものへの強い嫌悪と刺々しさを抱えている。唯一の例外が項羽で、彼にだけは心を許し、「二度と戦ってほしくない」という強い願いを抱く。

虞美人のシリアスカット

能力

気配を断つ「気配遮断」や、不老不死の力を思わせる「仙界羽人」など、常人離れしたスキルを備える。宝具「呪血尸解嘆歌」は自らの肉体を一度手放して魔力を暴走させ、呪詛による異常気象を引き起こす荒業で、使用のたびに再構成される肉体の背格好がわずかに変化する。

活躍

項羽が英霊としてカルデアに召喚された際は、これまでの無愛想な態度から一転、心から再会を喜ぶ様子を見せる。人間嫌いな一面から、契約者であるマスターに対しても素っ気ない態度を崩さない。

エピソード

別名「虞姫」とも呼ばれ、項羽が「力、山を抜き 気、世を蓋う」と詠んだ末期の詩に合わせて舞を披露した逸話で知られる。彼女の死を悼んで墓の周辺に咲いたと伝わる可憐なヒナゲシは、後世「虞美人草」と呼ばれるようになった。

ネタバレ

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中国異聞帯編では、クリプター陣営の一員として偽名「芥ヒナコ」を名乗り、正体を隠してカルデア陣営と敵対していた。実は英霊ではなく、地球の内海に由来する「受肉した精霊」であり、物語の終盤で本来の姿である虞美人へと目覚める。項羽の死後は、始皇帝の説得を受けて英霊の座に登録され、サーヴァントとしてカルデアに召喚されるに至った。