ペルソナシリーズ

結城理

ゆうき まこと

闇の時間に目覚める、月光館学園の転入生

彼が現れた夜、時計の針は静かに闇へ沈む。物言わぬ瞳の奥で、幾つもの仮面が目覚めのときを待っている。

結城理のフィギュア
結城理のカバー画像

概要

結城理は『ペルソナ3』シリーズの主人公。幼くして事故で両親を亡くし、10年ぶりに戻った岩戸台市で月光館学園高等部へ転入する。深夜だけ現れる隠された時間に出没する怪物『シャドウ』と戦う特別課外活動部(S.E.E.S.)に加わり、初期ペルソナオルフェウスを筆頭に複数のペルソナを操る特異な力を発揮する。

結城理のリラックスカット

性格

必要な時以外はほとんど言葉を発さない寡黙な性格で、感情の起伏に乏しく、何を考えているのか周囲から掴みにくい人物として描かれる。幼い頃に事故で両親を亡くした過去が、その独特な精神性の背景にある。

しかしS.E.E.S.の仲間たちと日々を重ねる中で、少しずつ人並みの喜怒哀楽を取り戻していく。剣道を得意とし、戦闘でも自ら剣を手に前線に立つ。

結城理のシリアスカット

能力

ペルソナ能力の持ち主で、他のS.E.E.S.メンバーが基本的に1体のペルソナしか使えないのに対し、彼は複数のペルソナを召喚・使い分けられる特異な力(ワイルドカード)を持つ。初期ペルソナはオルフェウスで、戦いを重ねるごとに新たなペルソナを獲得していく。

ペルソナの召喚には、拳銃型の装置「召喚器(エヴォーカー)」をこめかみに向けて引き金を引くという、シリーズを象徴する動作を用いる。

活躍

岩戸台市の月光館学園高等部2年に転入し、特別課外活動部(S.E.E.S.)に加わる。深夜にのみ現れる隠された時間『闇の時間』に出現する怪物『シャドウ』の脅威を仲間たちと調査し、シャドウの巣『タルタロス』の攻略を進めていく。

寡黙ながらも仲間たちからの信頼は厚く、S.E.E.S.のリーダー格として重要な役割を担っていく。

エピソード

原作の2006年のゲーム版では姓名をプレイヤーが自由に決められる無名の主人公だったが、2013年公開の劇場アニメーション『PERSONA3 THE MOVIE』で「結城理」という正式名称が与えられた。制作中の仮称は「山田月太郎」だったが、同じ制作スタッフによるアニメ『ペルソナ〜トリニティ・ソウル〜』の主人公三兄弟の名がいずれも「まこと」と読めることにちなみ、この名前に決まったという。

前髪で片目を隠した髪型から、ファンの間では『ゲゲゲの鬼太郎』になぞらえて「キタロー」の愛称で親しまれている。

ネタバレ

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物語の終盤、彼はニュクスと呼ばれる存在との最終決戦に臨む。ニュクスは人類の抱く終末願望に応じてこの世界に滅びをもたらす存在であり、これを止めるには誰かがその力を封じる『くびき』となるほかない。

結城理は、絆を結んだ望月綾時のペルソナタナトスと自身のオルフェウスを融合させ、最強ペルソナメサイアを得て力を発揮する。そして自らの魂と肉体を切り離し、未来永劫ニュクスを封印し続ける『大いなる封印』そのものとなる道を選ぶ。仲間との約束を守るため残りわずかな魂の力で生き永らえるが、その命はやがて静かに尽きていく。