人に憑いて瓦礫を降らす化け屋敷

妖怪宅地

屋根も破れていないのに、天井から砂がこぼれ落ちる。祓うべきは家ではなかった。

妖怪宅地 figure art

Danger and Rarity

C
戦闘力

驚かせ、転ばせる程度。命までは取らない。

C
敵対性

脅かし惑わせはするが、深追いはしない。

A
稀少性

限られた土地でだけ、まれに語られる。

Overview

屋敷の内に土砂や瓦礫が降りかかるという化け物屋敷。怪異は建物ではなく、そこに住むある特定の人物に憑いた霊のしわざとされ、原因の人物が立ち去れば、降りものもぴたりとやむと伝えられる。

Encounter

何ごともない住まいで、突然どこからともなく砂や小石、瓦のかけらが降り落ちはじめる。片づけても繰り返し、家人は化け物屋敷かと怖れる。だが場所を検めても因は見つからず、憑かれた当人がその家を出た途端に、怪異は嘘のようにおさまるという。

Lore

岡山県では、この降りものの怪異を家ではなく人に憑いた霊のわざとみて、その者が去れば止むと伝える。物が降り物が動く家の異変を、住人に取り憑いたもののしわざと解する見方は、憑き物や宅妖として各地の屋敷怪異に共通して語られてきた。

Traits

怪異の源は建物ではなく、憑かれた人そのものにある。ゆえに祓いや修繕では鎮まらず、当人が居場所を移すことでしか収まらない。降りかかるのは土砂や瓦礫といった無数の小さな物で、命を奪うより、住む者を絶え間ない異変で追い立てる。

妖怪宅地 cover image